運用メンバーインタビュー

未来戦略部 シニア・クレジットアナリスト岡田 泰輔おかだ たいすけ

国内大手資産運用会社で債券運用、商品開発業務を歴任後、大手地域金融機関で国際分散投資による自己資金運用を担当。その後、国民年金基金連合会で年金積立金運用に従事したのちに、2020年レオス・キャピタルワークス入社。

「未来=将来の無限の可能性。未来戦略部で新しいことに取り組めるのが魅力です」

家業は海運業、金融が身近な環境で育つ

私は瀬戸内海にある小さな島で生まれ育ちました。『伯方の塩』で知られている「伯方島」というところです。造船業や海運業が盛んな地域であり、私の祖父や父も小さな海運会社を営んでいました。海運業は景気動向に敏感な業種ですから、家族や親戚が景気や公共工事について話しているのを子どもの頃からよく聞いて育ちました。自然と経済や金融に関心を持つようになり、大学では経済学部に進学しました。

進学後は明確な目標もなく、なんとなく地元で就職するものと思っていましたが、たまたま観た「ウォール街」という映画がその後のキャリアを決定する転機となりました。若き証券マンと貪欲な大物投資家の話ですが、チャーリー・シーンとマイケル・ダグラスがとにかく格好よくて、証券会社の仕事に漠然と憧れるようになりました。今思えば、当時はまだ世の中のことを何もわかっておらず、のんきなものでした(笑)

新卒入社した会社が1年で廃業

憧れるままに山一證券という証券会社に入社しました。
1か月間の集合研修のち、地方支店に配属されましたが、職場では日々怒号が飛び交い、その環境は苛烈なものでした。引継ぎ客のいない新人の私は、飛び込み営業を繰り返す毎日で、心身ともに消耗していました。自分が倒れてしまうのではないかと身を案じましたが、先に倒れたのは会社のほうでした。なんと私が入社した年に、山一證券は自主廃業することになったのです。人生で最も驚いたニュースのひとつでした。そのような環境で働いた反動からでしょうか、その後の転職にあたっては、仕事の社会的な意義をより強く意識するようになりました。
その後、紆余曲折を経て、山一證券投資信託委託の流れをくむ、三菱UFJ投信(現三菱UFJ国際投信)で資産運用関連のキャリアをスタートすることになります。

長期目線で取り組める資産運用の仕事を追い求めて

三菱UFJ投信では外部委託運用、海外債券運用を経て、投資信託の商品開発を担当しました。商品開発では、公募投信、私募投信を問わず、責任ある仕事を次々と任せられ充実していました。しかし、当時の私は「運用の仕事に戻りたい」という気持ちが強く、私募投信の商品開発を通じて関わった銀行の自己資金運用職に転じることにしました。我ながら思い切った転身だったと思います。
担当業務は私募投信を活用した国際分散投資によるマルチアセット運用で、それまでの私の業務経験が全て活かせることも魅力でした。運用金額もチームの裁量も大きく、やりがいがありましたが、一方で半年ごとの運用成果が強く求められる仕事であり、それを実現し続けることの難しさを思い知ることにもなりました。当時は、金利リスクや流動性リスクに対する各種規制が強化される方向にあり、運用の自由度が徐々に低下しつつあったことも、難しさのひとつでした。「もっと長期で腰を据えて運用の仕事を行える場所はないだろうか。」自問自答の末、たどり着いたのが、株式や債券などに分散投資をして長期の目線で運用を行う年金運用の仕事でした。

コロナ禍で強まった思い

レオスに入社したのは2020年の9月です。
以前からレオスには注目していました。資産運用業界のオピニオン・リーダー的立場で情報発信をしていた藤野のFacebookをフォローしていて、その考え方に共感していました。
入社の直接のきっかけは、2020年の新型コロナウイルスによる最初の緊急事態宣言の最中、レオスにいる昔の同僚、というか業界の大先輩から「最近どうしてますか?」と連絡をもらったことです。
年金運用はとてもやりがいのある仕事でしたが、コロナ禍で、自分の生き方や仕事について考える時間が多くなり、「自分の仕事は果たしてどれぐらい世の中の役に立っているのだろうか」、「もっと世の中の役に立っているという実感を得ながら働くことはできないだろうか」という想いが強まっていたのですが、そのタイミングで、「レオスの採用に応募してみないか」という話をいただきました。詳しく話を聞いてみると、「これから会社として新商品の開発に取り組むつもりなので、関係するポジションで募集があるだろう」とのことでした。その新商品とは、後に「ひふみらいと」「まるごとひふみ」として世の中に登場することになります。 

私はレオスに対して株式専門の運用会社というイメージを持っており、「株の運用経験がない自分でいいのかな」と躊躇する気持ちもありましたが、藤野との面談の中で、今後のレオスの展望を直接聞いたことで気持ちが変わりました。また、藤野との会話だけでなく、レオスのメンバーがみんな真っ当なことを言っているように感じたことも強く印象に残っています。最終的には、「今後は自分の経験を活かして世の中の役に立つ仕事をしたい」との想いから、レオスに入社することを決意しました。

レオスには金融業界出身ではないメンバーが少なくない割合で在籍しています。それぞれのメンバーが様々な視点から、お客様と一生懸命に向き合って仕事しているのが良いなと感じました。
どうすれば老後と生活の不安を抱える方々を助けることができるのか、どうしたら安心して長期で資産形成を考えていただけるか。メンバーがお客様目線で真剣に議論する姿は、私の目には新鮮に映りました。そして出来上がった商品「ひふみらいと」「まるごとひふみ」は、メンバーの気持ちがこもったもので、金融商品なのに手作り感を感じます。こういったことができる運用会社は意外と多くないだろうという気がしています。

(最後に、お客様に一言お願いします)

いつもありがとうございます。
みなさまに投資の大切さ・素晴らしさを感じていただけるように努めながら、「成功体験」の輪をさらに広げていけるようにがんばりたいと思います。
これからもよろしくお願いいたします。