まるごとひふみ 運用1周年記念 これまでの振り返り

まるごとひふみは、運用を開始してから
2022年3月30日で1周年を迎えました。
お客様のご支援、誠にありがとうございます。
1周年を記念し、これまでの振り返りを
させていただきます。

2021年3月30日まるごとひふみ運用開始

なぜ、まるごとひふみ?なぜ、まるごとひふみ?

まるごとひふみ運用開始の背景

代表取締役会長兼社長 最高投資責任者 藤野 英人 代表取締役会長兼社長 最高投資責任者 藤野 英人

日本では、個人の金融資産のうち大半を現預金が占めています。しかし、現預金だけでは資産を増やすのが難しいことも事実です。このままでは、投資をするかどうかで将来の資産格差が拡大してしまいます。そのため、現預金から踏み出せない人たちを少しでも動かさないとダメだと考え、これまで提供していた株式ファンドよりもローリスク・ローリターンの商品を提案したいと考えました。そこで、株式だけでなく債券にも投資を行なう「まるごとひふみ」の運用をスタートすることになったのです。

※まるごとひふみ100は、債券を組み入れません。

まるごとひふみに込めた想いまるごとひふみに込めた想い

商品コンセプト

地球のよいものまるごと投資みんなでみらいをまるごとひふみ地球のよいものまるごと投資みんなでみらいをまるごとひふみ

「まるごとひふみ」は3つの投資対象ファンドを通じて世界中の株式と債券に投資ができるファンドであり、投資対象ファンドはすべてファンドマネージャーが柔軟に投資対象の選別を行なうアクティブファンドです。お客様は、まるごとひふみを通じて、経験豊富な運用チームが地球全体から探し出した投資対象にまるごと投資をすることができます。
また、まるごとひふみは、「まるごとひふみ15」、「まるごとひふみ50」、「まるごとひふみ100」の3ファンドの総称です。各ファンドの名前についている数字は株式ファンドへの投資比率です。数字が大きければ大きいほど、株式ファンドへの投資比率が高まり、リスクも大きくなるという仕組みになっています。このことから、様々なリスク許容度をお持ちのお客様に幅広く投資をしていただける設計となっています。
まるごとひふみのコンセプトには、地球全体のよいものにまるごと投資ができるまるごとひふみを通じて、みんなでみらいに向かっていこうという想いが込められています。

POINT解説POINT解説

株式と債券

まるごとひふみは、比較的値動きの大きい国内外の株式と、比較的値動きの小さい国内外の債券を組み入れることにより、中長期的に基準価額の変動幅を抑えた運用を目指します。価格変動に伴うハラハラ・ドキドキ感の軽減を目指しています。

株式と債券に分散投資をした際の各ファンドの値動きのイメージ株式と債券に分散投資をした際の各ファンドの値動きのイメージ

※上記はイメージ図であり、将来の成果を示唆・保証するものではありません。
※まるごとひふみ100は、債券を組み入れません。

POINT解説POINT解説

アクティブファンド

アクティブファンドは、特定の指数との連動を目指すインデックスファンドと異なり、どの企業に投資するか、また、それらの企業をどの割合で保有するかについて、ファンドマネージャーが判断します。
アクティブファンドの特長は、ファンドマネージャーがその時の経済情勢などを踏まえて、柔軟に投資対象の選別を行なうため、世の中の変化に対応することができること、投資判断を行なっているファンドマネージャー自身がなぜどのように投資を行なっているのかを説明することができることです。

インデックスファンドとアクティブファンドインデックスファンドとアクティブファンド
POINT解説POINT解説

まるごとひふみの仕組み

まるごとひふみは3つの投資対象ファンドを基本組入比率に基づいて組み入れます。各ファンド名の数字は株式ファンドの合計の基本組入比率を表しています。

まるごとひふみの仕組みまるごとひふみの仕組み
まるごとひふみの仕組み
まるごとひふみの仕組み

※記載している標準組入比率になるよう調整を行ないますが、完全にこの比率を保証するものではありません。
※まるごとひふみ100は、債券を組み入れません。

投資対象ファンドは次の3つです。

ひふみ投信マザーファンド
主に日本の株式に投資
ひふみワールドファンド
海外の株式に投資
ひふみグローバル債券マザーファンド
国内外の債券に投資

※「ひふみワールドファンド」 は正式名称「ひふみワールドファンドFOFs用(適格機関投資家専用)」といい、ひふみワールドマザーファンドを高位に組入れます。

2021年9月24日純資産総額1,000億円突破

広がる、まるごとひふみ広がる、まるごとひふみ

まるごとひふみは、運用開始前の募集時には11社の販売パートナーに取扱いいただくことになり、運用開始時には約335億円もの金額をお預かりすることになりました。その後も1年間を通じて販売パートナーは増え続け、まるごとひふみは2022年3月30日時点での取り扱い販売パートナー数は37社にまで増加しました。純資産総額は2021年9月24日に大台の1,000億円を突破し、継続的な資金流入によって成長を続けてきました。2022年に入ってからは相場の変調もあり純資産総額はやや減少しましたが、引き続き多くのお客様と販売パートナーの皆様に支えられて運用を続けております。

純資産総額と販売パートナー数の推移(運用開始時~2022年3月末)純資産総額と販売パートナー数の推移(運用開始時~2022年3月末)

2022年1月14日基準価額10,000円割れ

まるごとひふみの運用状況まるごとひふみの運用状況

基準価額の状況

まるごとひふみは、運用開始から2021年6月以降はおおむね基準価額が10,000円を上回って推移しておりましたが、2022年初からの相場の悪化により、2022年1月14日以降、3ファンドの基準価額が全て10,000円を下回る状況となっております(2022年3月30日時点)。お客様にはご心配をおかけしております。

まるごとひふみ 基準価額の推移(運用開始日2021年3月30日~2022年3月30日)まるごとひふみ 基準価額の推移(運用開始日2021年3月30日~2022年3月30日)

※基準価額は1万口あたりです。また信託報酬控除後の値です。

基準価額の変動要因

まるごとひふみの投資対象ファンドのうち、主に日本の株式に投資をするひふみ投信マザーファンドは、まるごとひふみの運用開始から2022年3月30日までで約8.2%基準価額が下落しており、まるごとひふみのパフォーマンス悪化の主因となったことが分かります。ひふみワールドマザーファンドは相対的に良好なパフォーマンスでしたが、他のマザーファンドの下落をカバーしきれませんでした。詳細については各投資対象ファンドの運用状況をご確認ください。

投資対象ファンド 基準価額の推移(運用開始日2021年3月30日~2022年3月30日)投資対象ファンド 基準価額の推移(運用開始日2021年3月30日~2022年3月30日)

※各マザーファンドの基準価額をまるごとひふみの運用開始日の前営業日(2021年3月29日)を10,000として指数化して作成、算出しております。
※グラフ右の数値は各ファンドの設定日の前営業日(2021年3月29日)(「ひふみグローバル債券マザーファンド」は当初設定時)を起点として算出した基準価額の騰落率(小数点第三位を四捨五入)を表示しております。
※まるごとひふみ100は、ひふみグローバル債券マザーファンドは組み入れていません。
※まるごとひふみの投資対象ファンドの一つであるひふみワールドファンドFOFs用(適格機関投資家専用)は、ひふみワールドマザーファンドを高位に組み入れています。ここでは、ひふみワールドマザーファンドの基準価額の推移を記載しております。

投資対象ファンドの運用状況

ひふみ投信 マザーファンドの運用状況 ひふみ投信マザーファンド ファンドマネージャー※ 藤野 英人ひふみ投信 マザーファンドの運用状況 ひふみ投信マザーファンド ファンドマネージャー※ 藤野 英人

※ひふみ投信マザーファンドのファンドマネージャーは2022年4月1日付で佐々木靖人に交代しておりますが、藤野英人は引き続き最高投資責任者(CIO)としてひふみシリーズ全体の運用を統括しております。

いつもまるごとひふみをご愛顧くださいまして誠にありがとうございます。運用開始から1年が経過し、ひふみ投信マザーファンドがまるごとひふみのパフォーマンスに貢献できなかったことを残念に思っております。この1年を振り返り、過去に何が起き、私たちがどのように対応してきたのかのご説明を申し上げます。私たちの運用方針は、調査と分析に基づいて中長期的に成長する企業へ投資することです。これまで私たちは、大企業のみならず中小規模の成長企業への投資を積極的に行なうことで、皆様からお預かりした大切な資産を成長させることに繋げてまいりました。しかし、昨年の年初から世界的な物不足により、徐々に物価が上昇し、それに歩調を合わせるように米国、欧州の金融政策が緩和から引き締めへ転換しました。このような転換期を迎え、株式市場ではそれまでに上がっていた成長株(グロース株)を売り、物価や金利変動に連動しやすい割安株(バリュー株)へ資金が移動する展開となり、成長株のパフォーマンスが割安株のパフォーマンスに比べて大きく悪化しました。

TOPIXグロース・TOPIXバリューの推移(2021年3月29日~2022年3月30日)TOPIXグロース・TOPIXバリューの推移(2021年3月29日~2022年3月30日)

出所:Bloombergの情報を基にレオス・キャピタルワークス作成
※2021年3月29日の指数値を100として指数化しています。
※TOPIXグロース・TOPIXバリュー(以下「TOPIX等」といいます。)の指数値およびTOPIX等に係る標章または商標は、株式会社JPX総研または株式会社JPX総研の関連会社(以下「JPX」といいます。)の知的財産であり、指数の算出、指数値の公表、利用などTOPIX等に関するすべての権利・ノウハウおよびTOPIX等に係る標章または商標に関するすべての権利はJPXが有します。JPXは、TOPIX等の指数値の算出または公表の誤謬、遅延または中断に対し、責任を負いません。

私たちは物価連動性の高い銘柄への投資を増加させることで、物価上昇に対応してきましたが、2022年に入り、金融政策の転換が加速するという懸念が高まり、期待値の高い成長株の多い新興企業の売りが加速しました。私たちのポートフォリオは成長企業が多くを占めます。そうした企業の多くが、新興市場の急落に引きずられて株価を下げ、基準価額の下落の要因となりました。そこにロシアによるウクライナ侵攻で資源価格が急騰し、株式市場の動きをさらに助長することになりました。
売買金額の増加に見られるように、私たちは2022年に入ってからポートフォリオの入れ替えをさらに加速し、物価上昇や金利上昇が業績にプラスに寄与する企業群への投資をさらに増加させています。その結果、これまでよりも物価上昇や金利上昇への悪影響を受けにくいポートフォリオとなったと考えており、足元で運用パフォーマンスも改善しつつあります。

ひふみ投信マザーファンドの売買金額(2021年4月~2022年3月)ひふみ投信マザーファンドの売買金額(2021年4月~2022年3月)

※約定ベースです。※外国株式の売買金額は円換算しています。

次の展開ですが、物価上昇、金利上昇となると、需要が堅調であるかどうかが問題となります。景気の実態を見出すためには、常日頃から申し上げていますとおり、多くの企業との対話が必要だと信じております。まるごとひふみ2周年記念の際には、皆様により良いご報告が出来るように引き続き調査運用に全力を尽くしてまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

ひふみワールドマザーファンドの運用状況 ひふみワールドマザーファンド ファンドマネージャー 湯浅 光裕ひふみワールドマザーファンドの運用状況 ひふみワールドマザーファンド ファンドマネージャー 湯浅 光裕

いつもまるごとひふみをご愛顧くださいまして誠にありがとうございます。
ひふみワールドマザーファンドは、プラスのリターンでこの1年間の運用を終えることができました。これまでの市場動向ですが、2021年は、新型コロナウイルス(以下、新型コロナ)対応で打ち出した追加財政支援策やワクチン接種の進展による欧米各国の経済活動再開期待から、世界の主要株式市場は上昇しました。途中、デルタ株感染者が急増し低迷する時期もありましたが、一巡後は経済活動再開期待が下支えとなりました。一方、新型コロナにより各所で労働者不足が深刻化しました。特に物流業界への影響は甚大となり、いわゆるサプライチェーン問題、物流停滞が各所で起こりました。原油価格の上昇もあり、米国CPI(消費者物価指数)が急上昇し、インフレ警戒感が高まりました。また、ロシアによるウクライナ侵攻により、地政学リスクが急速に高まり、世界の株式市場は大きく調整しました。

海外株価指数の推移(2021年3月29日~2022年3月30日)海外株価指数の推移(2021年3月29日~2022年3月30日)

出所:Bloombergの情報を基にレオス・キャピタルワークス作成
※米国株指数はS&P500種指数、欧州株指数はMSCI Europe Index、中国株指数は中国上海総合指数を使用しており、それぞれ円換算したうえで、2021年3月29日の指数値を100として指数化しています。
※MSCI Europe IndexはMSCI Inc. が開発した指数です。同指数に関する著作権、知的財産権その他一切の権利はMSCI Inc. に帰属します。
※各指数に関する著作権、知的財産権その他一切の権利は、その発行者および許諾者に帰属します。

2022年は、原油価格の上昇、インフレ懸念の拡大、労働者不足、サプライチェーン問題、湾岸地域の不安定化、ウクライナ侵攻など不透明要因が噴出しています。株式投資で最も重要な企業業績動向にも不透明感が高まり、また、世界的な金融緩和は終わりを告げ、急速に正常化されつつあります。金融緩和で支えられ、拡大したバリュエーションは相当な値幅とスピードで調整されています。また、ロシアによるウクライナ侵攻により1990年以降に拡大した欧米を中心としたグローバリゼーションが終焉し、中国・ロシアを中心としたブロック経済へと進行していく可能性も考えられます。
数多くのネガティブニュースが市場を覆っていますが、このような環境もいずれ変化します。外部環境の変化に迅速に対応しつつ、収益を上げ、世界の人々の生活環境を良くする企業を保有し、皆様からお預かりした大切なご資産を守りながらふやす投資・運用への挑戦を継続します。私たちは世界中の企業を調査し、世界の政治、経済情勢等を分析しています。外部環境がどのようになろうとも、優秀でガッツのある経営者に率いられた勢いのある企業は、その影響を最小限に抑えて成長します。そして、そのような成長企業に長期に投資することが、投資成果を上げるもっとも有効な手段だと考えます。これからもまるごとひふみをよろしくお願いいたします。

ひふみグローバル債券 マザーファンドの運用状況 ひふみグローバル債券マザーファンド ファンドマネージャー 福室 光生ひふみグローバル債券 マザーファンドの運用状況 ひふみグローバル債券マザーファンド ファンドマネージャー 福室 光生

いつもまるごとひふみをご愛顧くださいまして誠にありがとうございます。
ひふみグローバル債券マザーファンドは、株式との逆相関性と収益性を両立することを目指すアクティブ債券ファンドとして昨年3月末にスタートいたしました。ファンドの年間リターンは、先進国国債の大幅な金利上昇によりマイナスとなりました。

主要国の国債利回り推移(2021年3月30日~2022年3月30日)主要国の国債利回り推移(2021年3月30日~2022年3月30日)

出所: Bloombergの情報を基にレオス・キャピタルワークス作成

運用面では、米国の強いファンダメンタルに比べ、短期金利が低すぎると考えたことから、満期の長い債券を多めに保有しつつ、現金も一定割合で保有することで、デュレーションの調整を行ないました。利上げ織込みの加速により中短期金利が大きく上昇したため、その年限の債券の保有割合が低かったことは、年間を通じてファンドの下落を抑制する結果になりました。また、欧州国債、日本国債の保有を比較的抑えていたことも奏功しました。例外的に為替ヘッジなしで保有している中国元建て債券は、ファンドのパフォーマンスにプラスに寄与しました。
社債等の国債以外の債券への投資は現時点で限定的にとどめておりますが、グリーンボンドの組み入れ等のポートフォリオの多様化を進めております。中央銀行のバランスシート縮小の過程で、国債と比べて金利がより上昇する局面では社債等の保有比率を高める方針です。通貨、銘柄アロケーションはヘッジコストを考慮したうえで行なっております。今後、ヘッジコストの拡大が見込まれるため、ヘッジコストには一層注視する必要があると考えています。
債券運用体制としては、クレジット分析の機能を強化に努めており、株式アナリストとの連携体制の構築ともあわせて、社債投資の拡大に備えております。株式アナリストとの連携はマクロ分析でも有効に機能しています。企業への取材による知見、アイデアが市場動向に対して先見性を持つケースは多々あり、当社の運用チームならではの強みと認識しています。引き続き全力で運用に尽力してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

2022年3月30日運用開始1周年

これからの、まるごとひふみこれからの、まるごとひふみ

投資をしていない方にも、預貯金以外の資産形成の手段を提供したいという想いでスタートしたまるごとひふみですが、ついに2022年3月30日で運用開始から1周年の節目を迎えました。まるごとひふみ15、まるごとひふみ50、まるごとひふみ100の順にリスクが大きくなるようにと設計したとおりに、まるごとひふみ15が最もリスクは小さく、まるごとひふみ100が最もリスクが大きいという結果になりました。

リスク比較リスク比較

※2021年3月末から2022年3月末までの月次の基準価額の変動に基づいて年率換算して計算しています。

リスクの面では想定どおりだったまるごとひふみですが、残念ながら、リターンの面では十分な運用成果を上げることはできませんでした。
この1年間の運用を振り返ると、主に日本の株式に投資をするひふみ投信マザーファンドがまるごとひふみ全体のパフォーマンスを押し下げてしまう結果になりましたが、同じ資産が他の資産よりも高いパフォーマンスを維持することが難しいように、日本の株式の低調が永遠に続くということも考えにくいことです。だからこそ、中長期に資産分散を続けていくことが重要であると、改めてお伝えしたいと思います。

POINT解説POINT解説

資産分散

主要4資産(国内外の株式と債券)の過去のリターンの実績を見ると、年によってリターンの大きさの順位は大きく変動していることが分かります。今後、どの資産が最も大きく上昇するかを予想して当て続けることは困難です。だからこそ、資産を分散して保有することによって、大きな損失を避け、幅広い資産から投資成果を得ることが重要なのです。

主要4資産の過去のリターン推移(2006-2021)主要4資産の過去のリターン推移(2006-2021)

出所:Bloombergの情報を基にレオス・キャピタルワークス作成
※国内株式はTOPIX(配当込み)、外国株式はMSCI ACWI ex JAPAN(配当込み、円ベース)、国内債券はFTSE日本国債インデックス、外国債券はFTSE世界国債インデックス(除く日本、円ヘッジ・円ベース)を使用しています。
※MSCI ACWI ex JAPANは、MSCI Inc. が開発した指数です。同指数に関する著作権、知的財産権その他一切の権利はMSCI Inc. に帰属します。
※TOPIXの指数値およびTOPIXに係る標章または商標は、株式会社JPX総研または株式会社JPX総研の関連会社(以下「JPX」といいます。)の知的財産であり、指数の算出、指数値の公表、利用などTOPIXに関するすべての権利・ノウハウおよびTOPIXに係る標章または商標に関するすべての権利はJPXが有します。JPXは、TOPIXの指数値の算出または公表の誤謬、遅延または中断に対し、責任を負いません。
※FTSE日本国債インデックスおよびFTSE世界国債インデックス(除く日本、円ヘッジ・円ベース)は、FTSE Fixed Income LLCにより運営されている債券インデックスです。同指数はFTSE Fixed Income LLCの知的財産であり、指数に関するすべての権利はFTSE Fixed Income LLCが有しています。

私たちはこれからも、
中長期的に
お客様の資産形成の一助となれるよう、
お客様や販売パートナーの皆様に
支えられながら
全力で運用を続けてまいります。

投資信託にかかるリスクについて

価格変動リスク
国内外の株式や公社債を実質的な主要投資対象とする場合、一般に株式の価格は個々の企業の活動や業績、市場・経済の状況等を反映して変動し、また、公社債の価格は発行体の信用力の変動、市場金利の変動等を受けて変動するため、その影響を受け損失を被るリスクがあります。
流動性リスク
有価証券等を売却あるいは取得しようとする際に、市場に十分な需要や供給がない場合や取引規制等により十分な流動性のもとでの取引が行なえない、あるいは不利な条件で取引を強いられたり、または取引が不可能となる場合があります。これにより、投資対象とする投資信託証券においては組入有価証券を期待する価格で売却あるいは取得できない可能性があり、この場合、不測の損失を被るリスクがあります。
信用リスク
有価証券等の発行者や有価証券の貸付け等における取引先等の経営・財務状況が悪化した場合またはそれが予想される場合もしくはこれらに関する外部評価の悪化があった場合等に、当該有価証券等の価格が下落することやその価値がなくなること、または利払いや償還金の支払いが滞る等の債務が不履行となるおそれがあります。投資した企業等にこのような重大な危機が生じた場合には、大きな損失が生じるリスクがあります。また、実質的に投資した債券の発行体にデフォルト(債務不履行)が生じた場合またはそれが予想される場合には、債券価格が下落する可能性があり、損失を被るリスクがあります。
為替変動リスク
投資対象とする投資信託証券において外貨建資産を組み入れた場合、当該通貨と円との為替変動の影響を受け、損失が生じることがあります。また、一部の資産において、為替ヘッジを行なう場合に円の金利が為替ヘッジを行なう通貨の金利より低いとき、この金利差に相当するヘッジコストが発生します。
カントリーリスク(エマージング市場に関わるリスク)
当該国・地域の政治・経済情勢や株式を発行している企業の業績、市場の需給等、さまざまな要因を反映して、基準価額が大きく変動するリスクがあります。エマージング市場(新興国市場)への投資においては、政治・経済的不確実性、決済システム等市場インフラの未発達、情報開示制度や監督当局による法制度の未整備、為替レートの大きな変動、外国への送金規制等の状況によって有価証券等の価格変動が大きくなる場合があります。また、新興国の公社債は先進国の公社債と比較して価格変動が大きく、債務不履行が生じるリスクがより高いものになる可能性があります。

したがって、お客様(受益者)の投資元本は保証されているものではなく、基準価額の下落により損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。詳しくは、投資信託説明書(交付書)の「投資リスク」をご覧ください。

「まるごとひふみ」にかかる費用について

お客様に直接的にご負担いただく費用
次のとおりです。
  • 購入時手数料
    申込金額に対する手数料率は3.30%(税抜3.00%)を上限として、販売会社が定める料率とします。購入時の商品説明または商品情報の提供、投資情報の提供、取引執行等の対価として販売会社にお支払いいただきます。「自動けいぞく投資コース」において、収益分配金を再投資する場合は無手数料です。なお、お取り扱い可能なコースおよびコース名については販売会社によって異なる場合がありますので、販売会社にお問い合わせください。
  • 換金時手数料・信託財産留保額
    ありません。
お客様に間接的にご負担いただく費用
次のとおりです。
  • 運用管理費用(信託報酬)
    信託財産の日々の純資産総額に対して下記に記載の信託報酬率を乗じて得た額がかかります。信託報酬とは、投資信託の運用・管理にかかる費用のことです。日々計算されて、毎計算期間の最初の6ヵ月終了日および毎計算期末または信託終了のとき「まるごとひふみ」の信託財産から支払われます。まるごとひふみ15:年率0.660%(税抜年率0.600%)
    まるごとひふみ50:年率0.935%(税抜年率0.850%)
    まるごとひふみ100:年率1.320%(税抜年率1.200%)
    <投資対象ファンドにおける運用管理費用(信託報酬)>
    ひふみワールドファンドFOFs用(適格機関投資家専用)の運用管理費用(信託報酬)として、信託財産の日々の純資産総額に対して下記に記載の信託報酬率を乗じて得た額がかかります。まるごとひふみ15:年率0.00264%(税抜年率0.00240%)
    まるごとひふみ50:年率0.0088%(税抜年率0.0080%)
    まるごとひふみ100:年率0.0176%(税抜年率0.0160%)
    • 上記は投資対象とするファンドを基本の組入比率に従って組み入れた場合の運用管理費用(信託報酬)です。この値は目安であり、実際の組入状況により変動します。
    • 「ひふみ投信マザーファンド」「ひふみグローバル債券マザーファンド」は、運用管理費用(信託報酬)がかかりません。
    <実質的な負担>
    「まるごとひふみ」の運用管理費用(信託報酬)にひふみワールドファンドFOFs用(適格機関投資家専用)の運用管理費用(信託報酬)を加えたものです。純資産総額に対して下記に記載の率を乗じて得た額を実質的にご負担いただきます。まるごとひふみ15:年率0.66264%程度(税抜年率0.60240%程度)
    まるごとひふみ50:年率0.9438%程度(税抜年率0.8580%程度)
    まるごとひふみ100:年率1.3376%程度(税抜年率1.2160%程度)
    • 基本の組入比率で按分した投資対象ファンドの運用管理費用(信託報酬)を加味して、投資者が実質的に負担する信託報酬率について算出しております。この値は目安であり、各投資対象ファンドへの投資比率の変更等により変動します。また、投資対象ファンドの変更等により今後変更となる場合があります。
  • 監査費用
    信託財産の純資産総額に対して年率0.0055%(税抜年率0.0050%)以内を乗じて得た額。日々計算されて、毎計算期末または信託終了のときに信託財産から支払われます。
  • その他費用・手数料
    投資対象とする投資信託証券における諸費用および税金等、信託財産に関する租税、信託事務の処理に要する諸費用および受託会社の立て替えた立替金の利息など。これらの費用は、運用状況等により変動するものであり、予めその金額や上額、計算方法等を具体的に記載することはできません。
    • 手数料等の合計金額については保有期間等に応じて異なりますので、表示することができません。

レオス・キャピタルワークス株式会社

金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第1151号
一般社団法人投資信託協会会員一般社団法人日本投資顧問業協会会員