つみたてキャラバンは47都道府県各地を巡り、投資の本質やつみたての魅力をお伝えする一大プロジェクトです。

第1回は営業部の佐藤、西澤、井波、マーケティング部の鈴木が金沢市に伺いました。

当日は快晴で気持ちのいいお天気ということもあり、新幹線の車内や駅構内、駅前のバス乗り場も、多くの観光客で大賑わいです。

コロナ禍で移動もままならなかったのでレオスメンバーにとっても久々の出張です。コロナ以後在宅勤務が中心のレオスには出張が初めてというメンバーも多くいます。
せっかくなので、金沢駅にある「鼓門（つづみもん）」と「もてなしドーム」の前で写真を撮りました。

トンボも私たちを歓迎してくれたような気がして、嬉しい気持ちになりました。
こんなハプニング？をメンバー同士で共有できるのも出張のよさのひとつです。

セミナーは西澤の挨拶から始まり、「つみたてキャラバン」を開催するに至った経緯や目的をお話ししました。

初回なので、こちらのレポートでも改めて「つみたてキャラバン」についてご説明します。

私たちはお金でお金を儲けることだけが投資ではなく、本質的には社会貢献であり、明るい未来を創るものだ、と考えています。しかしながら、日本の家計金融資産約2,000兆円のうち、現預金が50％を超えており、株式、投資信託の割合は約19％と、米国の約55％、英国の約42％（2021年末）と比べてかなり低いのが事実です。将来にわたって個人の金融資産を増やしていくためには、現預金から投資へと個人の資産がシフトし、それが促す持続的な企業価値向上の恩恵が個人にも及ぶという好循環を作り上げる必要があります。政府はこうした考えのもと、「貯蓄から投資へ」というスローガンを長らく掲げ、NISAやiDeCoといった制度を整備し、徐々に広がりを見せています。
一方で、「損をしそう」や「怖い」といったネガティブなイメージを抱き投資そのものにハードルの高さを感じていらっしゃる方もまだまだ多いのが現状です。
そんな方々も「つみたて」という手段で投資をコツコツ続けていくことで、将来への不安を軽減し、ゆたかな未来に向けての準備を無理なく続けることができると考えています。

そこで私たちは社内で議論を重ね、まずは「投資」と「つみたて」の良さや仕組みを、できるだけわかりやすく、多くの方に伝え、最初の一歩を踏み出すサポートを行なっていきたいと考えました。
そのため「つみたてキャラバン」では、レオスが運用する「ひふみ」シリーズの商品に関するご説明は一切行なわず、投資初心者の方には投資そのものへ最初の一歩を踏み出す一助に、既に投資をスタートしている方には改めて投資の意義とつみたての効果を感じていただけるようなお話を行ないます。

この日、講師を務めた西澤は、日ごろの営業活動の中でもつみたての有用性をお客様に熱心にお伝えしている一人です。この日もしっかりと熱を込めてお話しました。

お客様も「なるほど」とうなずき、時折メモを取りながら熱心に聞いてくださいました。
特に、投資は社会貢献である、というお話に大きく頷いてくださった方がいらっしゃり、西澤のボルテージも更に上がります。

つみたての仕組みの説明では、初心者の方が直感的にご理解できるよう、投資信託をりんごを使った例え話をしたのですが、「りんごと違って投資信託は腐りませんので、安い時にたくさん買っておくことができます！」という西澤の言葉にお客様が笑ってくださって、和やかな雰囲気でセミナーを終えることができました。

オンラインでのセミナーが定着し、運用状況のご報告や経済・投資について様々な情報をどこにお住まいの方にもお届けできるようになったため、直接お客様に会いに行く場に需要はあるのか…少しだけそんな気持ちもありました。

ところが、石川の会場では受付開始時間より早めに来て私たちに声を掛けてくださったお客様もいらっしゃいました。

「レオスからのメールに金沢という文字が見えたから、他の予定をキャンセルしてこっちに来たよ。」と言っていただき、皆様のお近くでのセミナー開催を実現できて、本当に良かったと思いました。

また、「預貯金をしているだけのお友達につみたて投資をすすめる方法を聞きに来ました」とおっしゃる方や、ご家族やご友人同士で誘い合って来てくださった方もいらっしゃいました。
よく、ご友人やご家族に投資をすすめたいけれど、自分ではどのように説明したらいいかわからないし、値動きのあるものをすすめるのは正直少し抵抗もある、といったお声をお客様から伺います。そんな時には、ぜひこの「つみたてキャラバン」をご案内ください。私たちが丁寧にご説明いたします。

つみたてキャラバンで私たちがお伝えしたことが、来てくださった皆様や、ご家族・ご友人が投資やつみたてへ一歩を踏み出し、ゆたかさを感じるきっかけになればうれしいです。

帰りの新幹線の時間まで、近江町市場で打ち上げです。
東京ではなかなか食べられないお料理をいただき幸せでした。