【特集】ひふみポリシードライブpro 日本を元気にする「17の戦略分野」を解説!
皆さん、こんにちは。
ひふみラボ編集部の深澤と申します。
レオス・キャピタルワークスでは2026年6月15日より「ひふみポリシードライブpro」という新たなファンドをローンチすることになりました。
この「ポリシー」は「政策」を意味しています。すなわち、政策という日本の未来を決める大きな流れに乗りながら、未来の日本を形づくる成長企業に投資することで、日本の成長と皆さんの資産形成を加速(ドライブ)させることを目指すファンドです。
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「政策」とひとことでいっても様々ですが、2026年6月現在においては、高市政権の成長戦略である「17の戦略分野」について注目し、運用に反映させていく予定です。今回の連載では、「17の戦略分野」の基本を知り、日本が進もうとする方向性を見ていきながら、皆さんとワクワクする未来を考えていきたいと思います。
「17の戦略分野」とは?
日本は「失われた30年」といわれるデフレ経済の中で、元気を失っていました。そのことは、経済のみならず生活者である一人ひとりにも負の影響を与えていると思います。日本ってこの先、どうやって成長するの?そんな疑問を抱き続けてきた方も多いのではないでしょうか。そんな状況にあってもやっぱり未来に期待したい、良くしていきたいと思っているのは、個人も企業も、政府も同じなのだと思います。
- 我が国経済の実力としての成長力を示す「潜在成長率」は、長年、他国に比べて低い水準にとどまっている。その背景を分析すると、最大の要因は国内投資の停滞。
- このため、高市内閣では、強い経済を実現する観点から、17の戦略分野における危機管理投資・成長投資、8の分野横断的課題への対応を通じて、国内投資を徹底的にてこ入れするため、成長戦略を策定することとした。具体的には、17の戦略分野について、供給及び需要の両面にアプローチする多角的な観点からの総合支援策を含む「官民投資ロードマップ」を策定するとともに、これも検討材料としつつ、8つの分野横断的な課題の解決策を講じる。
※日本成長戦略会議(第3回) 資料3より抜粋(下線・太字は筆者による)
平易に言い換えると、
- 日本が元気にならない理由は、国内投資の長年進んでいない点にある
- なので、国にとって欠かせない17の重要分野を決めつつ、それらの供給と需要の両面でバックアップし、そのためのロードマップをきちんと見える化していく
- 分野を横断して存在する8つの課題も解決していく
ということになります。
今回の経済戦略の特長としては「需要」サイドへのアプローチが挙げられます。「供給と需要」という表現が見られますが、「供給」へのアプローチとしては、一般的には補助金や税制優遇などで、企業が挑戦しやすい環境を作ることを指します。
一方で、「需要」のアプローチとしては国自体が買い手になったり、他の買い手が買いやすい制度を整え市場をつくることなどが挙げられるでしょう。国そのものが需要も担う政策というのが今回の「17の戦略分野」の特長のひとつであると個人的には考えています。
また、「17の戦略分野」には「8の分野横断的課題」があるという指摘も見られます。分野を問わず、構造的な課題が8つ存在すると分析しているので、その課題を解消しながら前述の戦略分野に対して国をあげてサポートをしていくというのが提示趣旨になります。「8つの分野横断的課題」については別の回で取り上げようと思います。
成長投資と危機管理投資
まずは、「17の戦略分野」の内容を確認してみましょう。
いかがでしょうか?いかにも成長が期待できそうな分野から、あまり馴染みのない言葉まで様々かと思います。
「日本成長戦略会議(第4回)」によって配布された「日本成長戦略の基本的考え方」には、この17戦略分野には国内のリスクを最小化する「危機管理投資」と最先端技術を花開かせる「成長投資」があると記載があります。
「成長投資」はともかく、「危機管理投資」とはネガティブな字面に見えるかもしれませんが、国の危機に対応するための投資になりますので、前述の通り国そのものの「需要」が発生します。具体的には経済安全保障や食料安全保障、エネルギー・資源の安全保障などに関わる「自律性」と「不可欠性」を有する製品や技術を国内外へ提供するとされています。
代表的な例はレアアース、17分野では「マテリアル」のカテゴリーに該当するものでしょう。レアアースなどの重要鉱物は自動車や半導体など、日本の産業活動に必要不可欠であるにも関わらずその供給は採掘から精錬にいたるまで中国に依存している部分があります。
中国は2023年8月から重要鉱物の輸出管理措置を継続・強化して、サプライチェーンが不安定になっているのは報道の通りです。このように、供給を他国に依存するリスクから自律する一方、永久磁石など、日本が一定の世界シェアを握っている金属の技術・生産能力を強化することで「強い経済」を実現するというのが狙いだといえます。
日々、国際情勢が大きく動いていることは皆さまご承知おきの通りです。その危機を乗り越え、むしろ成長の種とせんとする政策は、大きなチャレンジでしょう。「ひふみポリシードライブpro」はそのような時代の変化をチャンスとして前向きに捉え、ともに楽しみ、資産運用にも活用していくことに興味がある方にぜひご検討いただきたい投資信託となります。
次回からは、レオス・キャピタルワークスのアナリストやファンドマネージャに話を聞きながら「17の戦略分野」について具体的に見ていくとともに、ひふみポリシードライブproの魅力をお届けしてまいります。ぜひご覧ください!
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