お知らせ

「ひふみ投信」の基準価額の下落について

平素よりひふみ投信をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

本日は東京市場および米国市場の下落を受け、ひふみ投信の基準価額が67,157円(前日比-4,578円)、下落率-6.38%と下落し、ご不安をおかけして申し訳ございません。まだ今回の下落が下げ止まったのかは確認することができません。来週以降の運用も慎重に対応していきたいと考えています。

2008年10月に運用を開始してから、TOPIX(配当込み)が一日に5%以上下落をした日は17回あります。だいたい一年に一回程度はあることなので、ものすごく珍しいことではありませんが、リーマンショックのあった2008年に8回あったので、それ以外には9回しかありません。
さらに、前回はコロナショックの2020年の時に1回あっただけで、これまでの4年間は5%以上下がることはなかったので、最近、投資を始めた方は驚かれたかもしれません。

今回の下落は①日本銀行の金利の引き上げ、②円高、③米国の景気後退懸念、④中東戦争懸念の4つの状態がネガティブに働いた結果だと考えられます。これらが短期的におさまるかはわかりませんが、過去の経験則から大きな下落があったときには長期的には売却をするよりも買い増しをした方が成果が多かったです。

私たちも値持ちの良い企業を売却しながら、手持ちのキャッシュも投入しながら大幅に割安になった銘柄に投資をするチャンスでもあります。過去、相場下落時の回復期はひふみ投信はよいことが多かったので、同様にしっかりとその成果を取っていこうと思います。
引き続き全力で運用をしますので、これからもひふみ投信をよろしくお願いいたします。

レオス・キャピタルワークス株式会社
代表取締役社長
最高投資責任者
藤野 英人