ニュースリリース

臨時レポート:ひふみワールドの基準価額下落について

いつもひふみワールドをご愛顧いただきありがとうございます。

本日のひふみワールドの基準価額が前日比-559円(-6.21%)と大きく下落し、お客様にはご心配をおかけしております。このたび、臨時レポートを発行いたしましたのでどうぞご覧ください。

運用責任者 湯浅光裕より

世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルスの感染拡大を「パンデミックと言える」と述べたことから投資家の不安心理が一気に高まり、世界の金融市場は大きく下落しました。世界的な株式市場の下落により、ひふみワールド保有銘柄の株価も大きく下落した結果、本日の基準価額は6.21%下落し、8,436円となりました。
これまでお伝えしてきたとおり、わたしたちは引続き状況を冷静に分析し、過去のITバブル崩壊やリーマンショックなど株式市場暴落時なども参考にしつつ、今後の展開に備えています。

12日の米国市場(NYダウ)は、2,352.60ドル安、前日比9.99%下落し、1987年10月19日に起こったブラックマンデー時の508ドル安、前日比22.6%下落に次ぐ下落率となりました。欧州市場でもイギリス、ドイツ、フランスなどが前日比10%~12%超下落、感染拡大により全土の封鎖措置となったイタリアは16%超の下落となりました。世界の金融当局者は金融緩和姿勢を強調し、政策当局者らは財政政策などでさまざまな経済支援策を繰り出すことでしょう。市場は上下しながら、時間をかけ新型コロナウイルスによる世界経済への影響を計り、市場は底値形成されると思われます。いずれにしてもトリガーとなった新型ウイルスの世界の感染者増加数が落ち着き、ワクチンの生成と患者への接種体制構築に目処がつくまでにはある程度の時間が必要と考えます。

今後も調査、投資・運用に全力を傾け、運用本部全員で全力を尽くして参ります、どうぞひふみワールドをよろしくお願いいたします。