ニュースリリース

臨時レポート:ひふみワールドの基準価額下落について

いつもひふみワールドをご愛顧いただきありがとうございます。

昨日の欧米株式市場の急落と、ドル安・円高の進行が主因となり、本日のひふみワールドの基準価額が前日比マイナス 566円(-5.19%)と大きく下落し、お客様にはご心配をおかけしております。

運用責任者 湯浅光裕より

新型コロナウイルス感染が急拡大した3月以来の株式市場の急落となりますが、ウイルスは消滅しておらず、依然として世界はその脅威にさらされ、ブラジルなど中南米では現在でも感染が広がっている現況を鑑みると、マーケットの急落についてはそれほど驚くこともなく冷静に受け止め運用につとめています。

今回の米国市場の下落については、10日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、3月に導入した「ゼロ金利」を少なくとも2022年末まで続ける見通しが示され厳しい経済環境がしばらく続くことを示唆したことなどがきっかけとなりました。ロックダウン解除により新型コロナウイルスの第二波発生リスクの高まりを危惧した投資家が利食い売りをしたことも要因のひとつです。

ロックダウン解除により経済活動は徐々にもどりつつあるものの、コロナ発生以前の状態にもどるにはまだまだ時間がかかると思われます。企業収益の回復期待という観点でも楽観視できませんが、各国が強力な金融、財政政策で経済の底割れを阻止し、生活環境維持に努めた結果、最悪の事態は回避され、先見性のある株式市場は3月23日を底に力強く回復しているのは確かです。

現在のひふみワールドマザーファンドの純資産総額における現金の比率は約11%となっています。今後もマーケット動向を見極め、株価が上昇した半導体、ウィズコロナ関連銘柄を一部売却しながら、米中対立が悪化しても痛手の少ない企業を組み入れるなど慎重に投資運用を継続してまいります。今後ともひふみワールドをよろしくお願いいたします。

レオス・キャピタルワークス
ひふみワールド 運用責任者
湯浅 光裕