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未来が楽しみになる!子どもの教育費のつみたて

ダイレクト営業部の井波が、第一子の妊娠~出産を経て職場復帰し、子どもの教育費を準備するためにひふみの未成年口座・愛称「くるみ口座」を活用する体験談です。教育費を準備するのは親の責任と分かってはいるけど、みんなは具体的にどうしているの…?不安な気持ちで準備を進めた新米ママのエピソードを聞いていただくことで、同じような境遇のママさんの気持ちが楽になり、教育費の準備をスタートするお手伝いができることを目指します。

この記事のポイント

  • 妊娠したことを社長の藤野に報告した日
  • 教育費?生活費?
  • 教育費のピークは大学
  • 投資する?預金する?その前に原資を確保する仕組みを!
  • 先輩ママ社員に相談してみた
  • セミナーのお知らせ

<プロフィール>
井波 彩(いなみ あや)
東京都世田谷区出身。
大学卒業後、2013年からメガバンクで勤務した後、レオスやひふみの理念に共感し、2018年レオスへ転職。レオスでは投信計理を経験した後、営業本部に異動し、現在はダイレクト営業部。趣味はテニスと読書。最近買って良かったものは電動調理鍋。

妊娠したことを社長の藤野に報告した日

はじめまして。ダイレクト営業部の井波です。
ひふみシリーズの直接販売のお客様に向けたコンテンツ作りや、イベント運営をしています。
このコラムでは、レオスの新米ママ社員である私が最近初めて経験したひふみの未成年口座「くるみ口座」の開設までのお話しをしたいと思います。お子さんがいる方も、これからお子さんを考えている方も、仕事や育児の合間に読んでみていただけたら嬉しいです。


私は2020年11月に第一子の男の子を出産し、2021年5月から職場復帰しました。
育児と家事と仕事で、毎日があっという間に過ぎていきます。
それでも、子どもが無条件に親を信頼してニコニコと笑いかけてくれるのを体験すると、この子の親になれてよかったなぁという気持ちになります。

思い返せば妊娠5か月、いわゆる安定期に入ったのは昨年の梅雨の季節でした。
どんな反応かな、と期待と不安が混じった気持ちで、社長の藤野に妊娠を報告しました。


楽しみすぎですね!未来を考えるとき、20年後ってあまりに先のことすぎて想像できないというか、なんとなく怖くないですか?でも20年後って、息子さんが成人になるときです。どんな青年になるんですかね。こどもを育てると、未来が楽しみになるよね

そうだった、うちのボスは長期投資のプロだった。
妊娠中の行動や、生まれてくる赤ちゃんの子育てについて短期目線で必死に情報を集めていた私とは、見据える先が違いました。
ぼんやりと、我が子のいるこれからの私の未来を考えました。
20年後、私の息子はどんな青年になっているだろうか?どんなものが好きで、どんなことが得意なのだろうか?
そして私はどんな親になっているのだろうか?理想を言っていいのなら、本人がやりたいことを全力で応援してあげられる親でありたいな、と思いました。

教育費?生活費?

身も蓋もないことを言うようですが、親が子どもの夢を応援できるかどうかというのは、夢に掛かるお金を用意できるかどうか、によって少し変わってくるのではないでしょうか。
自分で書いていてプレッシャーですが…。

「人の命を救う仕事がしたいから、看護師になるために専門学校に通いたい」
「歴史が好きだから京都で一人暮らしをしながら大学に通いたい」
「やりたいことを探しがてら、世界中を旅したい」

…と子どもが夢を語ってくれた時に、「ああ、やりたいことが見つかったのね!費用は心配いらないからがんばって!」と返事ができる未来を目指したいと思いました。

我が家の場合は元々何事にも計画的に取り組む性格の夫が家計を見直して、子どもが生まれると毎月掛かってくるおむつ代やミルク代は今の収入で足りそうだということを確認しました。
これは子どもにかかるお金のなかでも日々の生活費の話です。
飢えることなく、衛生的に子どもを育ててあげることはできそうでまずは安心です。
私は妊娠してから出産するまでずっと体調が悪かったので、妊娠中の家計の見直しは夫にお任せしていました。私も家計を把握しておくために、妊娠前に夫婦で家計の見直しを済ませておくとよかったかもしれません。

子どもの教育費について私が考え始めたのは、産後に自分の体調が整い始めた職場復帰直前の4月でした。
大学を卒業して最初に勤めた職場が銀行だったので「子どもが生まれたら、教育費のためのつみたて!」という考えが、体に染みついていたのかもしれません。
赤ちゃんのころは出費がなく、幼稚園・保育園以降は進学とともに段々と金額も大きくなるので一般的には子どもが小さなころからコツコツとつみたてをしておくことで準備できます。
何年後にいくら必要なのかを確認したら、あとは家計から毎月一定額をつみたてすればいいのです。
教育費は家計の口座から分けて管理したいと思い、新しい銀行口座を1つ開設し、その口座で管理することにしました。名義は夫でも私でもよかったのかもしれませんが、本人の名前なら将来本人にお金を持たせる時に、銀行口座をそのまま渡せて便利だろうと思って、子どもの名義で私が開設手続きをしました。

このとき、子どものマイナンバーの告知と本人確認のために、マイナンバー入りの住民票の原本を銀行に提出しました。
出生届を出したときに、なんとなく1枚余分に発行しておいた住民票を使いました。
「念のために余分に発行しておいてよかったね~!」と夫と会話したのですが、結局、別の手続きでマイナンバー入りの住民票がもう1枚必要になり、後日改めて役所の窓口を訪れることになります…この失敗?については、また後程お話ししたいと思います。
ちなみに、出生届の提出と同時にマイナンバー入りの住民票を発行してもらうためには、いくつか条件があるそうです。念のため、お住いの自治体にお問い合わせください。

教育費のピークは大学

教育費の預金口座ができましたが、肝心なのはいつまでにいくら貯めるのか、というつみたて計画です。時期と金額が決まれば、毎月のつみたて金額が決まります。
ネットで検索すると、様々なサイトで子どもが進学した場合に必要な教育費の一般的な金額を知ることができますし、レオスでもこちらでご紹介しています。公立なのか私立なのか、大学は文系なのか理系なのか医療系なのか、等によって金額には様々なパターンが考えられ、一概にいくらと決めることは難しいと感じました。
全てに共通していえることは、とにかく一番お金がかかる時期というのは大学のようです。
大学時代にかかる教育費は、高校時代の3倍から10倍ほどに膨れ上がります。生活費とは別に資金を準備しておく必要がありそうです。
我が家の場合はいくら用意するか考えたい、という方は、文部科学省や日本政策金融公庫が公開している調査結果を参考に考えてみるといいかもしれません。

投資する?預金する?その前に原資を確保する仕組みを!

・毎月いくら?
毎月決まった日に、家計の口座から一定額を引き出して、子どもの教育費の口座に入金するというシンプルな方法以外にも、教育費をつみたてる方法はたくさんあります。
例えば、定期預金、一般財形貯蓄、学資保険、そして投資信託…。
それぞれに良さと特徴があるので全ての方法を吟味してから始めたい気もしたのですが、私はとりあえず、「銀行預金」と「ひふみ」の2つの方法でつみたてを始めることにしました。
というのも、息子は既に生後6か月で、高校卒業までの期間は212カ月あります。
これがもし満6歳からつみたてを始めたとすると148カ月となってしまいます。
仮に500万円を用意するとして、単純に500万円÷212カ月なら23,585円で約24,000円ですが、148カ月なら33,783円で約34,000円と…というふうに、スタート時期が遅れると、毎月のつみたて額は少しずつ、でも着実に大きくなってしまうのです。
子どもが産まれてから6カ月経つのはあっという間でした。ここから更につみたて方法を吟味していたら、あっという間に半年、1年、2年…と時間が経ってしまいそうです。
そうなるよりは、走りながら考えよう!と決めました。
私は自分が手を付けやすい方法として、「銀行預金」と「ひふみ」でつみたてをスタートさせました。
ここまで読んでくださったみなさんはいかがでしょうか?
私のように、まずは自分になじみがある方法を選んで手続きをして、つみたてしながら情報収集を続けていくのもいいかもしれませんね。

・いよいよ口座開設
方針が決まったところで、ひふみの未成年口座「くるみ口座」の開設をしました。
スマホ(またはPC)から手続きを始めて、申込用紙を自宅で印刷し、書類は親権者が記入して、申込用紙、本人確認書類、マイナンバー確認書類を画像としてオンラインでレオスに提出すれば完了です。
申込書類には親権者それぞれが直筆で記入する箇所があるので、夫にも記入をお願いしました。
そして、マイナンバーの提出のためにはマイナンバーカードか、マイナンバー入りの住民票の原本が必要です。出生届を出すときに余分にもらっておいた住民票は、銀行口座の開設の際に使い切ってしまっていました。
マイナンバーカードは申請もまだです…。
天気がよくて自分の体調がよかった日に赤ちゃんを連れて役所まで住民票を取りに行きましたが、ちょっと大変でした。これから出産される方はぜひ、出生届の提出で役所を訪れるときにまとめてマイナンバー入りの住民票を複数取得しておくか、マイナンバーカードを申請して簡単に手続きできるよう準備をおすすめします。

先輩ママ社員に相談してみた

色々考えて自分なりの結論を出し、教育費のつみたてをスタートできました。
1年、3年、5年、10年…とコツコツお金を積み上げていって、いつか息子を応援するために使うのが今から楽しみです。

ふと、先輩ママたちはどうしているのか気になって、話を聞いてみたくなりました。
レオスの同僚の数原さんには小学6年生の息子さんがいて、私が妊娠中にオンラインでランチをしたときに、くるみ口座を使っていると聞いたことがありました。

教育費はくるみ口座とは別でつみたてしていて、息子のお年玉やお祝いで頂いたお金をくるみ口座で運用しているの。息子は自分のお金だから興味が持てるみたいで、時々自分でひふみWebサービスにログインして、ひふみの残高がいくらになったかとか、基準価額の上げ下げを把握しているよ。もうすぐ中学生だからそろそろ金融教育をしてあげたいと思っていて、くるみ口座に入っているお金をきっかけに、お金って何だと思う?と親子で会話することもあるの。ひふみは商品数が少なくてWeb画面もシンプルだから、小学生でも簡単に操作できるよ。

同じママ社員でも、数原さんのくるみ口座の活用方法は私とは少し違うようです。
数原さんの息子さんは小学6年生でありながら、投資先の企業が提供する商品やサービスが社会をゆたかにすることで、投資が社会に良い循環を生み出している、と既に理解し、基準価額の変動にも動じることなく、楽しくお金や社会と向き合っているそうです。
子どもがお金のことを理解できる年齢になれば、ひふみをきっかけにお金について親子で会話ができるようになるんですね。
私の息子も小学6年生になる頃には、お金って何だと思うか、自分の考えを私に伝えてくれるようになるのでしょうか。
まさに「子どもを育てると、未来が楽しみになる」とはこういうことですね。
今はまだ赤ちゃんの息子といつかお金について、そして未来について会話する日を楽しみに、子どもの夢を応援するためのつみたてを続けていきたいと思います。

ここまで読んでくださったママさん、ありがとうございました。
私は自分がママになるまでの人生で、勉強や仕事に関しては先生や上司が必要なことを必要なタイミングで教えてくれる恵まれた環境にいました。
しかし、ママになると世界が変わりました。子育てに関する情報は自分から探し求めて、どうするか選択し、行動しなければなりません。
社会人になってからずっと金融業界で働いてきた私ですが、子どもの教育費や未成年口座についても、自分が当事者になって初めて知ったことや、手続きのポイントがありました。
このコラムを通じて、私と同じような境遇のママさんが抱える教育費にまつわる悩みが減り、子どもがいる未来を楽しく考えるきっかけをお届けできたら嬉しく思います。

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※当記事のコメント等は、掲載時点での個人の見解を示すものであり、市場動向や個別銘柄の将来の結果を保証するものではありません。ならびに、当社が運用する投資信託への組み入れ等をお約束するものではなく、また、金融商品等の売却・購入等の行為の推奨を目的とするものではありません。

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