春からの社会人生活にそなえて投資をまなぶ つみたてキャラバン+ レポート@明治大学
11月30日(水)、明治大学にて学生の皆さんに向けて資産形成やつみたて投資の魅力をお伝えするセミナーを「つみたてキャラバン+(プラス)」として開催しました。
このセミナーは、レオス営業部の西澤が大学時代の恩師と再会した際の会話から実現しました。来春に新社会人となる学生の皆さんは、つみたて投資の話をどんな風に受け取ってくれたのでしょうか。
今回つみたてキャラバン+@明治大学をレポートするのは、経営企画&広報・IR室の古市です。
大学時代の恩師の想い
つみたてキャラバン+@明治大学のスピーカーを務めた西澤は同大学の卒業生です。
つみたてキャラバン+は、誰もが金融を通じてゆたかな生活を実現することを目指した「ファイナンシャル・インクルージョン」を実現するために開催しています。所属する社員の方や学生さんの資産形成を後押ししたいけれど、自分たちではどのように伝えたらよいか悩んでいる企業・団体さんと一緒に企画から行なっています。
今回、明治大学にてセミナー開催を主導してくださったのは小笠原泰教授です。西澤は学生時代に小笠原教授のゼミナールに所属していました。
昨年の10月に西澤が小笠原教授、ゼミの同期である友人と3人で食事をした際、友人が「iDeCoを始めた」という話題を皮切りに、投資の話題で盛り上がりました。その際、西澤の投資に対する熱い想いと小笠原教授の「学生にも資産形成について知ってもらいたい」という想いがマッチングし、今回のセミナーが実現しました。
現在、小笠原教授のゼミでは社会保障制度についての講義をしており、講義の一環として将来に向けた資産形成の重要性についてお話しする機会を頂きました。
春から新社会人になる学生が多く参加
当日、26名の学生さんが参加してくださいました。春から新社会人になる学生さんも多く、社会人になったらどのように資産形成をするのか自分ごととして関心のある学生さんが多いように感じました。参加者の8割以上が「NISA」や「iDeCo」の存在を知っており、4名ほどの学生さんは実際に投資経験があるとのことでした。
セミナーは小笠原教授と西澤の対話形式で進行し、足元の経済環境を踏まえながら投資の面白さを伝えました。
日頃から教授と学生さんのコミュニケーションが活発だという小笠原ゼミでは、西澤が話をふると積極的に答えてくれる学生さんも多く、西澤と小笠原教授の軽妙な掛け合いには学生さんから笑いも起きる和やかな雰囲気でした。
セミナー冒頭、西澤が「投資にはどんなイメージを持っていますか?」という質問をすると、一人の学生さんが手を挙げて「損をする、怖い、勉強が必要なイメージ」と答えました。その答えには他の学生さんも共感したようで、頷いていました。
セミナーで西澤は「投資をすることによって企業が新しいモノ・サービスを生み出すことができます。それにより私たちの生活はゆたかになり、さらに企業の業績が上がれば金銭面でのリターンも期待できます。投資はお金のポジティブな循環を生み出すものです。また、投資をすると世の中を見る目が変わり、視野が広がります」と投資の意義を熱く伝えました。
投資をはじめると社会や経済に関心を持つようになります。興味を持ってアンテナをはると知識が蓄えられ、日々のニュースをより深く理解できるようになります。その知識を株式市場と照らし合わせることで世界の動きをより正確に把握できるようになります。例えば、2022年は米国の金利上昇によって株式市場にネガティブな影響がありましたが、実際に株式投資をしていると「なぜ、金利が上がると株式に影響があるのか?」という疑問が生まれ、疑問の答えを探す過程で経済の知識が身についていきます。投資は単なる「お金儲け」のツールではなく、世界で起きていることをより正確に理解する「きっかけ」をくれる面白いツールだと私も感じています。
西澤の熱意がじわじわ伝わってきたのか、冒頭では投資にネガティブなイメージを持っていた学生さんも質疑応答の時間になると、「どこの証券会社で口座開設をしたらいいですか?」という質問も出て、投資への前向きな姿勢もうかがえます。
投資と貯蓄の割合は?
質疑応答では、「投資と貯蓄の割合」について質問がありました。
他のセミナーでも多くの方からいただくご質問です。この質問に西澤は、
西澤の回答にもあるように、ご自身の生活スタイルや、どのくらい投資した商品の値段が上下動する値動きに耐えられるのか考えてどの程度を貯蓄や投資にまわすのかを決めるのが長くつづけることができるコツです。
社会人になったら、まずはご自身にとって無理のない金額からつみたてをスタートしてみるのがいいかもしれません。
いちばん若い「今日」からスタートを
今回、明治大学の中野キャンパスをお借りして実施した「つみたてキャラバン+」では、ご参加いただいた学生の皆さんの熱意や温かさ、金融リテラシーの高さに驚かされました。
スピーカーがOBの西澤だったこともあるかと思いますが、非常にアットホームな雰囲気の中、積極的に挙手や質問をしてくださいました。また専門分野が異なるにも関わらず、つみたて投資への理解も深く、日頃から多方面にアンテナを張っているのだと感じました。このようなコラボレーションが生んだ貴重な機会をいただきありがとうございました!
(レポート:経営企画&広報・IR室 古市)
※当記事のコメントは、個人の見解です。当社が運用する投資信託や金融商品等の売却・購入等の行為の推奨を目的とするものではありません。