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失敗からスタートした投資 そこからたどり着いた投資の魅力【ひふみの小宴 お客様インタビュー#2】

2024年7月7日(日)、暑さの厳しい七夕の日、東京「レオスパーク」でお客様との懇親会「ひふみの小宴」を開催しました。ひふみのイベントは何度も参加してくださっているという前川様は現在50代、医療機関に勤務されています。将来への不安から投資をスタートされ、つみたて投資を継続していくうちにお金以外の考えにも変化があったそうです。失敗から始まったという前川様の投資ストーリーとは? 

投資は失敗から始まった

――前川様は2014年1月から直販口座でひふみのつみたてをしてくださっていますね。それまでの投資歴は?

20代の頃は言語学の研究に従事していて、しっかり働き始めたのは30歳を過ぎてからでした。それまでは国民年金の納付も先送りにしていましたし、シングルということもあり自分の将来のことを自分でなんとかしなければいけないという意識も強くありました。

財形貯蓄や貯金はしていましたが、投資をはじめたきっかけは最初に勤めた病院と取引のある銀行のすすめでした。その時は投資信託と外貨預金をはじめましたが、それが大失敗で(笑)。自分自身が理解しきっていないまま始めてしまったのが原因だと思い、それからは信頼できる人や商品を選ぼうと決め、まずは他社の直販投信でつみたてを始めました。


――ひふみとはどのように出会ったのですか?

投資で紆余曲折あり、お金のことを総合的に考えなくてはと考え、保険代理店のファイナンシャルプランナーの方に相談しました。その方が「『草食投資隊*』という投資のイベントがあるよ」と誘ってくれて、参加してみたんです。居酒屋での開催だったのですが、藤野さんや中野さん、渋沢さんが本当に気さくに接してくれたことが衝撃でした。当時は投資のことを他人に語るハードルは現在よりも高く、「投資のイベントなんて」と言われてしまいそうですが、いつもフラットにアドバイスをしてくださっていたFPさんが紹介してくれたことも参加へのハードルを下げてくれました。ひふみをはじめたのは、草食投資隊の3人の中で、たまたま藤野さんと同い年ということがわかり、親近感を感じたのがきっかけです。

現在はiDeCoで海外株のファンドに投資しているほかは、ひふみシリーズでのつみたてを中心に投資しています。

*中野 晴啓氏、渋澤 健氏、藤野 英人の3人が「長期投資を根付かせたい」との思いから発足した会。 

7月7日開催のひふみの小宴集合写真 運用メンバーはじめレオスメンバーとお客様がさっくばらんにお話する場です

――前川様は日々どのように投資と付き合っていますか?

値動きはまったくと言っていいほど見ていません。解約したのも自宅のリフォームでまとまってお金が必要になった時の1回です。ひふみの残高を確認したのは、『カンブリア宮殿(テレビ東京)』でレオスさんが取り上げられた時(2017年)です。番組を見た友人から連絡が来て「すごいふえてるらしいよ!」と言われて確認したのですが、それまでは意識もしていませんでした。というのは、値動きを見て行動するのは得意ではないし、頻繁に見ていたら少しの値下がりが気になってしまうと思ったからです。コロナショックで相場が大きく下落した時も残高を確認しませんでした。以前持っていた投資信託は値動きを見すぎてしまい、値下がりが気になって基準価額が回復したところで売ってしまいました。それがよくなかったという反省があり、気にしないようにしています。それほど頑張って投資している意識はありません。

世の中のためになる実感がある

――投資を始めてから、ご自身に起こった変化や新たな発見はありましたか?

私は、あまり物欲はありませんが、身近にいる人や一緒に暮らしている人と元気に笑って、楽しく暮らしたいという思いがあります。なので、お互い助け合って、自分ができることがあったら小さなことでもしたいと考えています。能登地震が起きた時にも、何か役に立てることはないかと思いましたが、直接行けない時は例えば寄付というやり方がありますよね。国や街を動かすような大きなことは自分が関われなかったりできないことも多いです。そういう時はひふみさんのような大きな資金を運用するところに預ければ、ひふみを通して、社会課題の解決や、みんなが幸せになれるようなことに使ってくれる可能性がありますよね。投資が誰かの幸せにつながっているんだという実感が得られるようになったというのは、投資をするようになって起こったうれしい変化です。

――そう思ってくださるのはとてもうれしいです。ひふみをつづけるモチベーションになるものは何かありますか?

世の中のことを知る術として、ひふみアカデミー(月次運用報告会)は楽しみに視聴しています。現在は母の介護をしていることもあり、基本的に職場と家を往復する生活です。ひふみアカデミーでは、ニュースでは聞けない話や、自分は知らない世の中の動向を知ることができて、面白いです。あと、アナリストやファンドマネージャーの皆さんの意見が違うことがありますよね。「自分はこう考えている」という意見に対して「いや、こういう考えや視点もある」と意見を交わしている様子もいいですよね。お金に直接関係ないことでも、考え方や生き方の参考になるなんてことも結構多いんですよね。

ひふみアカデミーの様子。運用者が直接質問も受けるひふみが大切にしているお客様への報告の場。
最初は自分の不安を解消するために、自分のことだけを考えて備えておこうというところから出発しましたが、ひふみさんの運用報告では「この会社がこんなことで頑張ってるよ」と教えてくれます。自分が投資したお金でどんな会社に投資されているのかを知り、それが世の中のどんな価値に繋がっているのかを実感できるのがひふみに投資をする醍醐味だと思います。 

少しでもまずは始めてみる

――NISAの制度拡充もあり、最近では周囲でも投資を始めた方もふえていると思います。そんな方にアドバイスをするとしたら、何を伝えますか?

職場でも若い人たちがNISAの話をしているのを耳にします。あまり積極的にアドバイスはしませんが、少額でいいからとにかく始めたらいいよって言いたいですね。最初は値動きが気になってしまうと思いますが、つみたてを続けていると知らないうちにふえているよ、と伝えたいです。私は最初の投資で自分が心から納得した商品を買わなかったために失敗してしまいました。納得したもので長くこつこつ投資をするのが私には合っていましたし、これから投資をする人にもおすすめしたいです。


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