もっと知る・もっと学ぶ ひふみラボ

タグで記事を検索

「見えない価値」を知ることに投資の楽しさがある【ひふみの小宴 お客様インタビュー#3】

2024年10月6日(日)、東京「レオスパーク」でお客様との懇親会「ひふみの小宴」を開催しました。今回は、学ぶことが好きでご自身のスタイルに合わせて投資を続けていらっしゃる、谷口様の投資ストーリーをお届けします。

▼安心して預ける理由 ― ひふみとの出会い

――谷口様とひふみとの出会いを教えていただけますか?

もともと株式投資は若い頃からやっていました。私が30歳くらいの時、ジャーディン・フレミング(現:JPモルガン・アセット・マネジメント)の中小型株ファンドのパフォーマンスが素晴らしくて、「どんな方が運用しているんだろう」と興味を持ちました。そこで藤野さんという方がファンドマネージャーだということを知り、「日本にもこんな素晴らしいファンドマネージャーがいるんだ」と感心しました。それ以来、藤野さんのファンになったんです。
それから仕事などが忙しくなって、投資から少し離れていた時期がありました。今から8年くらい前、40代になってから時間ができて藤野さんのことを思い出したんです。レオス・キャピタルワークスを立ち上げてひふみ投信をスタートしたと知って、「これはぜひ投資したい」と思い口座を作りました。投資を通じて社会に貢献するという理念にも、とても共感しています。
それからはひふみアカデミーや「ひふみの社会科見学」にも参加しました。でも、藤野さんと直接会うのは今回が初めてなんですよ!25年越しくらいにようやくお会いできて、感慨深いです。

藤野さん、湯浅さんをはじめ、ひふみでは当初から「顔の見える運用」を実践していて今も変わっていないですよね。運用者がどんな人なのかわかると、安心してお金を預けることができます。投資信託を長く持ち続けるうえでも、セミナーやイベントを通して運用者の「人となり」を知ることができるのはとてもありがたいですし、今後も続けてほしいです。

▼まだ見ぬ価値を知る楽しさ

――積極的にセミナーやイベントに参加される理由は何でしょうか。

セミナーではファンドマネージャーやアナリストの皆さんが、運用や企業に関する情報を自分の言葉で正直に話してくれるので、非常に勉強になります。単に銘柄紹介だけでなく、社会情勢や将来の見通し、時には専門家との対談を通して広く世の中について学べます。
その中でもとくにひふみの運用メンバーには「見えない価値」を見つける力があると思っているんです。新聞やテレビで今のトレンドを知ることができても、未来がどうなるかを考えるのは難しくて。レオスの皆さんの話からは「これからどんな企業が伸びるのか」「社会はどうなっていくのか」といった気付き、未来へのヒントを得ることができて目から鱗が落ちるような驚きがあります。
また数年前に参加した「ひふみの社会科見学」は、学びの多い一日となりました。新潟にある岩塚製菓を訪れ、普段は知ることのできない工場の製造ラインを見学できたりして新鮮で楽しい体験でした。自分が働いている業界とはまったく違う分野の工場を見る機会は貴重だと思います。大人になって知らない世界を体験をすることって、あまりないですよね。見学を通してモノづくりに対する新しい視点を得ることができ、思い出に残っています。

ひふみの社会科見学in株式会社岩塚製菓(2016年実施)

▼ご自身のスタイルに合った、投資の楽しみ方

――谷口様は、どんなふうに投資を続けているのですか?

特に厳密なルールは決めていないんですけど、つみたてのような形ではなく、気になった時にスポットで投資をしてそのまま置いておくスタイルを続けています。利益が出たら値上がり分を解約するのも楽しみの一つです。「これだけ上がったから、少しとっておこう」とお小遣いをもらうような気持ちで、値上がりした分を売却しています。セミナーやイベントに参加するのも新しい発見があって楽しいからですし、自分に合ったやり方なので続けられているのだと思います。

今のところひふみを持っていて特に不満はないんですが、今後ファンドの規模を拡大するために誰かに迎合するようなサービスにはして欲しくないという気持ちがあります。これまで大切にしてきた「資本市場を通じて社会に貢献する」という理念が崩れないように願っています。基準価額やパフォーマンスが良ければ自然とお客様はふえてくると思いますから、これからも私たちに「まだ見ぬ価値」を提供し社会に貢献するファンドであってほしいです。


※当記事のお客様のコメントは、事実に基づく特定のお客様ご個人のご感想、ご見解ではありますが、当該お客様もしくは当社が市場動向、当社運用ファンドおよび当社ファンドに組み入れられる個別銘柄の将来の結果ならびに当社の今後の業務等について保証もしくはお約束するものではありません。ならびに、特定の個別銘柄の当社運用ファンドへの組み入れ等をお約束するものではなく、また、当社運用ファンドを含む金融商品等の売却・購入等の行為の勧誘もしくは推奨を目的とするものではありません。