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子どもの教育資金と、自分の老後資金-つみたてを続けて20年、長期投資家の現在地【ひふみの小宴 お客様インタビュー#4】

2025年3月23日(日)、大阪の梅田駅近くの会場でお客様との懇親会「ひふみの小宴」を開催しました。この日は汗ばむくらいの気温で、アウトドアに出かけたいような陽気です。そのような中、レオスのメンバーに会いに来てくださった滋賀県在住の会社員、小塩(こしお)様にお話を伺いました。小塩様は現在40代。4人のお子様の教育資金や、ご自身の老後資金のためにコツコツ投資を続けて20年になるそうです!

子どもの教育資金と、自分の老後資金

――小塩様は2018年1月から直販口座でひふみのつみたてをしてくださっていますね。ひふみと出会ったきっかけは何だったのでしょうか?
最初は妻が資産運用に興味を持って、2014年頃から他社でつみたて投資を始めました。私は2017年に放送された「カンブリア宮殿」でレオス・キャピタルワークスが取り上げられていたのを見て、「ひふみ」の存在を知りました。ただ、その時すぐに口座開設したわけではありません。ひふみに投資したいと話したら、妻から「日本株ファンドをつみたてているのに、また同じようなファンドを買うの?」と言われてしまって(笑)。その後、2018年につみたてNISAが開始されたタイミングで、それまで貯蓄にのみ回していた賞与資金の一部を元手にひふみ投信のつみたてを始めました。

――小塩様には4人のお子様がいらっしゃるそうですね。教育資金の準備について教えていただけないでしょうか。
すべて公立の学校に行っても1人500万円はかかると見込んで、4人で2,000万円必要になるだろうと妻とともに考えました。とにかくこの金額は確保しようと、第一子が生まれた20年前からずっとつみたてをしてきました。投資をメインに資産形成しているように聞こえるかもしれませんが、教育資金に関しては基本的に預貯金、それから学資保険です。学資保険だけでは利率が低いので、少し投資信託も取り入れているという感じですね。実は今、ようやくその目標額を達成できたところなのですが…。

――目標金額を達成されていて、素晴らしい継続力ですね!
ところが、長男が私立の大学に行くことになりまして。国公立の学校に行く想定でつみたてをしてきたので、予定外のことではありました。当初は「公立校の費用の分は負担するけど、オーバーする部分は自分でアルバイトして稼いでね」と子どもに伝えていましたが、第一希望の学校ではなかったこともあって本人も気落ちしている様子で。学費のことは結局、夫婦で全て負担することにしました。

そうなると、続く3人の子どもたちにも同じ支援をしなければという思いに至りました。もし私立の学校に進学したいと言われた時に、長男だけ特別扱いするわけにはいきませんから。教育資金を貯める計画も、まだしばらく続きそうです。

小塩様(左)と、運用副本部長 兼 海外株式戦略部長の高橋(右)

――教育資金のつみたても大切ですが、ご自身の老後資金はまた別に必要になりますよね。何か準備をされていますか?
最初の子どもが生まれた当初は、自分の老後資金については全く考えていませんでした。ただ、会社では「確定給付企業年金」の制度があり、入社して何年か経った頃に「確定拠出年金」が導入されます。そこで毎月の拠出上限額までつみたてをすることにしたんです。私は入社したときからずっと同じ会社で働いていて、つみたて投資を続けてきたおかげで老後資金の心配がいらないくらい資産形成することができました。会社の同僚は年金制度について知らない人が多くて、本当にもったいないと思います。ぜひ活用してほしいです。

ひふみで続けるつみたて投資

――ひふみシリーズは4つの投資信託に投資をされていますね。
継続的にNISAでつみたてを続けています。最初はひふみ投信、それからひふみワールドも一定額つみたてています。2024年にはひふみマイクロスコープproと、ひふみクロスオーバーproへの投資も始めました。私の資産全体を見渡すと、教育資金は預貯金が多いですし、年金(確定拠出年金)は大型株中心の投資信託で運用しています。そうすると中小型株が足りていないんですよね。そこをカバーしてくれるのがひふみマイクロスコープproだったのです!また、ひふみクロスオーバーproは未上場企業が組み入れられていますから、他のひふみシリーズと比較してリスクが高いのは理解しています。でも、大きく成長する可能性があるから持っておきたいという気持ちで少額をつみたてています。
様々な企業に投資する投資信託だと、たとえ1社が破綻しても影響は大きくありません。リスク分散になりますよね。アナリストやファンドマネージャーなど、プロに任せられる安心感もあります。
ほかにもちょっとした工夫をしていて、残業代が多い月は「翌月のつみたて額をふやす」ことをやっています。無駄遣いするのではなく、ふえた手取りを投資に回しています。

――これまでもイベントやセミナーに何度も足を運んでくださって、ありがとうございます。
今月(2025年3月)に神戸で開催される、ひふみの社会科見学「株式会社アシックス スポーツ工学研究所」に申し込もうかと考えたのですが、一緒に行こうと誘った子どもたちに断られてしまいました(笑)。それなら、大阪で開催される小宴に一人で参加しようと思いまして。こうしたイベントはレオスさんならではのものなので、楽しみにしています。
周囲には投資のことを気軽に話せる人がいません。会社の同僚なども最近になってようやく投資に興味を持ち始めたようですが、まだまだこれからの様子です。

――最後に、これから投資を始めたいという人にメッセージをお願いします。
つみたて投資をコツコツ続けて、残業代などで毎月のお金に余力があるときはつみたて額をふやすのもよいと思います。私はひふみ投信やひふみワールドを持ちながら、中小型株に投資するひふみマイクロスコープproなどで資産全体を「ちょっと味付けする」スタイルが気に入っています。基本は「寝て待つ」やり方で、投資を始めてみてください。


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