まるごとひふみ運用責任者よりメッセージ

まるごとひふみ ファンドマネージャー 橋本裕一

「まるごとひふみ」は、「まるごとひふみ15」、「まるごとひふみ50」、「まるごとひふみ100」の総称で、その名の通り、「ひふみ」が運用する3つのファンド(投資対象は①主に日本株、②海外株、③世界の債券)に「まるごと」投資ができる投資信託シリーズです。

「まるごとひふみ100」は、①主に日本株と②海外株の組み合わせで、世界の株式に投資できます。 「まるごとひふみ15」(株式15%・債券85%)と「まるごとひふみ50」(株式50%・債券50%)は、①②の株式に加えて、③世界の債券にも投資できます。

「ひふみ」といえば株式のイメージが強いかもしれませんが、債券の基本的な魅力としては、キャッシュフローの見通しが良い点が挙げられます。つまり、償還までの期間(満期)が決まっていることや、満期時点で発行体が破綻していなければ額面金額が返ってくること、そして定期的に利息を受け取れるものが多いこと、などです。このあたりは株式にはない特長で、一般に「安全資産」と呼ばれるゆえんです。

こうした債券をお客様の資産構成に組み入れていただくことで、次のような効果が期待できます。
・債券は、株式とは逆方向に値動きをするケースが多く、リスクを分散することができる。
・債券は、株式と比べて相対的に値動きが小さく、運用期間中のハラハラ・ドキドキを低減できる。
・債券は、一般に、景気が悪いとき、むしろパフォーマンスは良くなる傾向がある。
これらの効果により、お客様のポートフォリオをサポートしてくれる役割があります。

したがって、「まるごとひふみ15」と「まるごとひふみ50」は、長期投資の核(コア)として、
・あまり大きなリスクを取りたくないお客様
・すべて株式へは怖いと感じるお客様
・はじめて投資の一歩を踏み出すお客様
・「投資の王道」ともいえる株式と債券の組合せに、「おまかせ」して分散投資したいお客様
などなど、多くのお客様のニーズを満たすものと考えております。

「まるごとひふみ100」も、長期投資の核(コア)として、
・世界の株式に分散投資をしたいお客様
・より高いリターンを狙いたいお客様
などのお客様のニーズを満たすものと考えております。

わたしたちは日々、株式チームと債券チームで協働しながら、投資先やマーケットについて洞察を深めています。国やセクターや銘柄なども柔軟に変更しながら、自分たちで運用判断を行ない、グローバルに投資しています。そして投資の成果や魅力について、顔を出して発信しています。 まさに、レオスの総力を結集したアクティブファンドといえる「まるごとひふみ」を、ぜひよろしくお願いいたします。

まるごとひふみ ファンドマネージャー橋本裕一

ひふみ投信シリーズ ファンドマネージャー 藤野英人

私たちは「株式専門のブティック」の運用会社として、2003年に会社を立ち上げました。そして2008年10月、理想の投資信託をつくりたいという志のもとで、直接販売のひふみ投信をスタートさせました。その後、ひふみプラス、ひふみ年金というシリーズ商品も誕生し、多くのお客様とパートナーの皆様に支えられながら順調に成長してきました。2019年には、ひふみワールドシリーズをローンチし、お客様に世界経済の成長を取り込んでいただけるようになりました。

ひふみワールドシリーズの準備を進めていた2019年に話題となったのが、「老後2,000万円問題」です。この問題が大きく取り上げられるなかで、強く思ったことがあります。投資に対する理解が進んでおらず、投資行動をとる人も少ないのではないか。今後、投資をする人・しない人の間の資産格差が大きくなる一方なのに、そのことに対して私たちは何もしなくていいのか。ということです。

より多くの人に投資をしてもらいたい。でも、より多くの人に投資をしてもらうためには、いまの商品だと「リスクが高すぎる」「怖い」という人もいます。そうした方への選択肢として、「より怖くない、ドキドキしない」商品を出すことができないか。そう考えて、「まるごとひふみ」を誕生させました。

まるごとひふみを通じて、より多くのお客様にひふみの仲間になっていただければ幸いです。皆様一人ひとりの人生に、ひふみが資産運用のパートナーとしてしっかり寄り添うことができるように、これからも全力を尽くしてまいります。

レオス・キャピタルワークス株式会社
代表取締役社長 CIO(最高投資責任者)
藤野英人

ひふみワールドシリーズ ファンドマネージャー 湯浅光裕

債券を見る。クレジットを見る。私たちは今まで株式中心のチームでしたが、そこに新たな知識と世の中を見る目を持ったプロフェッショナルが仲間として加わりました。より深く、より複眼的に世の中を俯瞰することができるようになりました。

株式投資だけではなく、国債に投資をすること、その国に存在する企業が発行する社債に投資することが加わりますが、よりよい社会を作るために投資をすることは一貫して変わりません。

また、私たちが気づいた世界の変化や素晴しい技術・サービス、経営者などについて、セミナーや動画配信、レポートなどで引き続きお伝えしてまいります。自分のお金がどのように企業に投資されているのか知ることで、投資の楽しさを味わっていただきたいのです。

まるごとひふみのなかでは、世界の株式に投資をするファンドを担当します。
世界には日本にない様々な企業があります。米欧にはIT業界のプラットフォーム企業や伝統あるブランド企業、東南アジアには人口増加の恩恵を受ける企業。どの企業も魅力があるだけでなく、様々な国、通貨、発展段階にあり、こうした様々な企業に投資することはリスクの分散にもつながります。成長株を中心に組入れますが、成長性だけに捉われず柔軟な運用を行ってまいります。
世の中の役に立つ会社に投資し、お客様の資産が増えていくということは、何にも代えがたい喜びです。

私たちとともに、皆様それぞれの良い明日を、未来を目指していただければ嬉しいです。

レオス・キャピタルワークス株式会社
代表取締役副社長
湯浅光裕

ひふみグローバル債券マザーファンド ファンドマネージャー 福室光生

まるごとひふみで組み入れる債券ファンドの運用を担当します。債券トレーダーとしての長年の経験をもとに、債券運用においても国内株、世界株同様にハイクオリティかつお客様にとって安心できるアクティブ運用をお届けしたいと考えております。

今回の債券ファンドでは、先進国の国債をはじめとした高格付け債券の中から、投資家にとって保有価値が高いものをチョイスし、リスクを適切にコントロールしつつ、アップデートを続けることで投資収益の向上を目指します。

特定のルールやインデックスといった枠にこだわらず、お客様に最善の結果をもたらすよう努めてまいります。また、国際機関および企業が発行する債券の組み入れに際しては、従来からのひふみの運用哲学(火風水土心)の中でも“心”(銘柄選択の根本思想であり、公明正大に事業(業務)を行っているか見定めること)の価値観を重視し、ESG(環境、社会、ガバナンス)やSDGsといった概念を債券ポートフォリオに組み入れ社会をよくすることへの一助となることを常に意識します。

多くのお客様にとって、投資がより身近なものとなることを願っております。

レオス・キャピタルワークス株式会社
運用本部 債券戦略部長
福室光生
まるごとひふみ50に係るリスクについて
<価格変動リスク>
国内外の株式や公社債を実質的な主要投資対象とする場合、一般に株式の価格は個々の企業の活動や業績、市場・経済の状況等を反映して変動し、また、公社債の価格は発行体の信用力の変動、市場金利の変動等を受けて変動するため、その影響を受け損失を被るリスクがあります。

<流動性リスク>
有価証券等を売却あるいは取得しようとする際に、市場に十分な需要や供給がない場合や取引規制等により十分な流動性のもとでの取引が行なえない、あるいは不利な条件で取引を強いられたり、または取引が不可能となる場合があります。これにより、投資対象とする投資信託証券においては組入有価証券を期待する価格で売却あるいは取得できない可能性があり、この場合、不測の損失を被るリスクがあります。

<信用リスク>
有価証券等の発行者や有価証券の貸付け等における取引先等の経営・財務状況が悪化した場合またはそれが予想される場合もしくはこれらに関する外部評価の悪化があった場合等に、当該有価証券等の価格が下落することやその価値がなくなること、または利払いや償還金の支払いが滞る等の債務が不履行となるおそれがあります。投資した企業等にこのような重大な危機が生じた場合には、大きな損失が生じるリスクがあります。また、実質的に投資した債券の発行体にデフォルト(債務不履行)が生じた場合またはそれが予想される場合には、債券価格が下落する可能性があり、基準価額が下落し投資元本を割り込むことがあります。

<為替変動リスク>
投資対象とする投資信託証券において外貨建資産を組み入れた場合、当該通貨と円との為替変動の影響を受け、損失が生じることがあります。また、一部の資産において、為替ヘッジを行なう場合に円の金利が為替ヘッジを行なう通貨の金利より低いとき、この金利差に相当するヘッジコストが発生します。

<カントリーリスク(エマージング市場に関わるリスク)>
当該国・地域の政治・経済情勢や株式を発行している企業の業績、市場の需給等、さまざまな要因を反映して、基準価額が大きく変動するリスクがあります。エマージング市場(新興国市場)への投資においては、政治・経済的不確実性、決済システム等市場インフラの未発達、情報開示制度や監督当局による法制度の未整備、為替レートの大きな変動、外国への送金規制等の状況によって有価証券等の価格変動が大きくなる場合があります。また、新興国の公社債は先進国の公社債と比較して価格変動が大きく、債務不履行が生じるリスクがより高いものになる可能性があります。
お客様の負担となる費用について

◇お客様に直接ご負担いただく費用

購入手数料
申込金額に対する手数料率は3.30%(税抜3.00%)を上限として、販売会社が定める料率とします。詳しくは販売会社にお問い合わせください。「自動けいぞく投資コース」において、収益分配金を再投資する場合は無手数料です。
信託財産留保額
ありません。

◇お客様に間接的にご負担いただく費用:次のとおりです

信託報酬
実質的な負担は、信託財産の日々の純資産総額に対して年率0.9438%(税抜年率0.8580%)程度を乗じて得た額。
信託報酬とは、投資信託の運用・管理にかかる費用のことです。日々計算されて、投資信託の基準価額に反映されます。毎計算期間の最初の6ヵ月終了日および毎計算期末または信託終了のとき「まるごとひふみ50」の信託財産から支払われます。
実質的な負担とは、「まるごとひふみ50」の信託報酬(年率0.935%(税抜年率0.850%))に、基本の組入比率で按分した投資対象ファンドの信託報酬(年率0.0088%(税抜年率0.0080%))を加味して、お客様に実質的に負担していただく信託報酬率です。この値は目安であり、投資対象ファンドへの投資比率の変更等により変動します。また、投資対象ファンドの変更等により今後変更となる場合があります。
その他の費用
投資対象とする投資信託証券における諸費用および税金等、信託財産に関する租税、信託事務の処理に要する諸費用、監査法人等に支払うファンドの監査にかかる費用(監査費用)およびそれにかかる消費税等、受託会社の立て替えた立替金の利息など。
監査費用は日々計算されて毎計算期末または信託終了のとき、その他の費用等はその都度ファンドから支払われます。
これらの費用は、運用状況等により変動するものであり、予めその金額や上限額、計算方法等を具体的に記載することはできません。