運用者の顔が見えるから続けられた投資【お客様インタビュー#3】
30代歳男性の会社員、市川様は2012年からひふみ投信の投資をスタート。長い投資期間の間、さまざまな失敗をしたとのことです。その経験や、行きついた先の投資スタイルについても伺いました。
買うタイミングや売るタイミングの判断は僕には難しい
――市川さんがひふみに投資していただくまでの、きっかけを教えてください。
もともと2008年ごろから個別株投資をしていたのですが、うまくいきませんでした。そんな時、書店でたまたま手に取ったのが、ひふみのシニア・ファンドマネージャー藤野さんの投資に関する本でした。そのあとに行ったディズニーランドで、パレードを待ちながらその本を夢中で読んだんです。それで「いい会社は身近にあるものなんだな」と思い、そのままオリエンタルランドの株を買いました。買った後、しっかり上昇したので「やった!」と思いましたね。
でも、その時は、すぐ売ってしまったんです。少しは儲かったけれど、後から振り返ると失敗でした。その後もどんどん上がったので。株って常に価格が動くので、ついつい焦って売りたくなってしまう。
藤野さんの本を読んで、日本にいい会社がたくさんあることはわかりました。でも、買うタイミングや売るタイミングの判断は僕には難しい。それで、ひふみ投信を信じて、コツコツと毎月つみたてることにしました。ファンドマネージャーが臨機応変に判断してくれるのだろうと思いました。いろいろな意味で、ディズニーランドが投資人生の転機でしたね。
情報があるから、下げてもそんなに不安にはならない
――ひふみに投資してから、いかがでしたか?
もちろん基準価額が下がると、どうしたんだろうと思います。でも月次運用報告会「ひふみアカデミー」やレポート「ひふみのあゆみ」、その他いろいろなウェブ動画やリアルでのセミナーやイベントがあって、その都度どうやって運用しているのかがよくわかりますし、あの人たちに任せているのだからと思うと不必要に不安になることがないんです。
やっぱり運用に携わっているメンバーと直接会って話ができることに安心感がありますし、それがひふみの楽しみの一つです。レオスの社員の皆さんが全国各地を回る「ありがとうキャラバン」は特に楽しかったです。地元の静岡には何年か前、シニア・ファンドマネージャーの湯浅さんがやってきました。とにかく明るくて前向きな人だったのが印象的で。運用の話だけではなく、レオス創業時の話、理念の話を熱く語っていらして、一気にファンになりました。シニア・アナリストの高橋さんがいらっしゃった浜松の会にも行きました。これまで聞いたこともない世界株の話はおもしろかったです。
ひふみでは、少し変わったイベントも催されますよね。以前、プロ棋士を招いた「将棋と投資」がテーマのイベントに参加しました。意表を突く組み合わせでしたが、藤野さんの話を聞いて、両者には思わぬ共通点があることを発見できました。こうやって楽しみながら投資を続けられるので、途中で離脱しようと思わないです。
子どもと乗る大きめのクルマを買うとき、ひふみを売ります
――これからのひふみとのつきあい方は?
2018年くらいに一度、ひふみ投信をドカンと買ったことがありました。その時がたまたま高値だったので、現時点の含み益はトータルで1割くらい。今は、やはりコツコツとつみたてるのがいいなと思います。2008年から投資して、いろいろ失敗して、僕なりに行きついた結論ですね。
今のスタイルに行きついてから、不思議と老後の不安がなくなりました。もう少し子どもが大きくなったら、ひふみ投信を少し売ろうと思います。大きめのクルマが必要になるでしょうから。それから子どもの教育資金。残りは老後のためにとっておきます。
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