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【イベントレポート】おうちに居ながら世界の味を堪能!ひふみワールドお食事会@オンライン

3月8日に「世界のビックリ!をおうちに居ながらみつけにいこう ひふみワールドお食事会」と題したお客様とレオスメンバーの懇親会を開催しました!
今回のお食事会は、2019年10月より運用をスタートした「ひふみワールド」の1周年を記念してひふみワールドをつみたてしてくださっているお客様にご参加を募りました。100名の定員としたのですが、ご応募いただいたお客様はなんと3,000名以上!倍率30倍以上のイベントとなり、準備する私たちも気が引き締まりました。

今回のイベントでは、オンラインでもひふみの運用の特長のひとつである「顔が見える運用」を体感していただき、お客様にこれからもより安心して資産形成していただきたいという思いと、コロナ禍の元、海外旅行も困難な状況の中、日常からちょっと離れて「世界のビックリ!」をお届けできるような会にしたいという思いでお客様をお迎えしました。

当日の様子をお伝えするのはダイレクト営業部でアルバイトをしている大学3年の熊野です!

2021年の1月にアルバイトとして入社いたしました、熊野ひかりです!レオスで働きたいと以前から思っており、念願かなって入社することができました。素敵なメンバーに囲まれながら楽しく働いています。
入社後すぐにこのイベントの企画に携わることになり、最初は驚きと不安だらけでしたが、多くのメンバーに助けられながら、入念に準備をして無事当日を迎えることができました。

世界のビックリ!をお届けしたお食事

今回は、「おうちに居ながらビックリ!をみつけにいこう」というコンセプトのお食事会です。お客様には、ヨーロッパコース、アジアコース、南北アメリカコースの3種類のお食事の中から1種類を選んでいただき、ご自宅へお届けしました。

今回のお料理は、運用メンバーが企業調査の訪問先で食べたおすすめの現地料理から、それぞれが発見した「ビックリ!」を取り入れてメニューを考えています。

当日は、経済調査室の三宅、株式戦略部シニア・アナリスト小野、シニア・ファンドマネージャー八尾が見つけた“世界のビックリ!” や、それぞれが選んだ料理にまつわる話を披露しました。


経済調査室長・三宅が見つけたドイツの“ビックリ!” POINT

  • ドイツ人は、カツレツやソーセージに、イチゴジャムや、辛子ジャムをつけて食べる?!
  • ドイツ人は、フランスなどに比べて食事が質素?!
  • ドイツのシニアはお昼からワインを飲みながら談笑?!

今回、ヨーロッパコースにはジャム付きシュニッツェル(洋風カツレツ)を推薦しました。
ドイツの出張の際に現地の人たちが食べていたので私もトライしたのですが、カツレツに甘いジャムをつけて食べるのにはまさにビックリ!しました。
ドイツは日本やフランスなどと比べて食が質素で合理的と言われています。限られた食材でいかに美味しく料理を食べるかの知恵の結果がカツレツにジャムを付けて食べることに繋がったのでしょうか?!

私はヨーロッパコースを選んだので、実際にシュニッツェルに付属のベリージャムを付けて食べましたが、違和感なく、むしろとても美味してビックリ!しました。

シニア・アナリスト小野が見つけたマレーシアの“ビックリ!” POINT

  • マレーシアの人口の2割は中華系の民族で、1割はインド系の民族?!
  • バクテーの発祥は、英国植民地時代にマレーシアに渡ってきた福建人(中国の福建省)が作ったスープ?!
  • 今でも福建省や台湾との関わりが深い経営者も多いためかペナン島には電子部品メーカーが集積!“東洋のシリコンバレー”と呼ばれている!

アジアコースには、小野おすすめのバクテー(肉骨茶)を取り入れました。
バクテーは中に骨付きの豚肉が入っています。イスラム国家のイメージが強いマレーシアですが、国民の2割が中華系とのこと。豚肉が使われた料理がある理由はここにあるのでしょうか。また、かつては貿易船関連の力仕事が多く汗をかくため、塩分の高い料理が求められており、バクテーが力の源になっていたという説もあるそうです。

小野はマレーシアのペナン島での企業調査活動の際、現地のタクシー運転手さんにランチのお勧めを聞いて初めてバクテーを食べたそうです。
バクテーは薬膳料理で、午後からの取材に備えて力をつけてくれという運転手さんの計らいがあったそうですが、〆に大盛りのご飯を追加されて逆に眠気が襲ってきて大変だったというエピソードもお話ししてくれました!

シニア・ファンドマネージャー八尾が見つけたアメリカの“ビックリ!” POINT

  • 国籍や文化を持った多様な人たちが共生・共存する多文化社会であるアメリカの懐の深さが面白い!
  • テキサス州の大きさはフランスと同じくらいある!?

メキシコとの国境の街テキサスでは、メキシコの文化をうまく取り込み、料理もカルチャーも企業も混然一体となっているそうです。
メキシコ系移民を中心とするヒスパニック系が多く住むテキサス州にはTEX-MEX料理(*TEX-MEX:「アメリカ人の口に合うようにアレンジされたメキシコ料理」のこと。野菜が多く入っており、比較的ヘルシーな料理。)を売りにしたお店が多いそうです。

テキサスへの出張では、広大なアメリカ大陸を西から東へバスで移動、オイル会社を1週間かけて訪問していたというエピソードをお話ししました。

南北アメリカコースには、八尾おすすめのTEX-MEX料理の一つであるファヒータ(グリルした肉と玉ねぎやピーマンをトルティーヤに載せて食べる料理)が提供されました。
アメリカ出張期間中の食事はどうしてもお肉が多めで野菜が不足しがちになるそうですが、そこで助けてくれるのがTEX-MEXなのだそうです!

お客様の中に、学生時代アメリカ・テキサスに留学していたという方がいらっしゃり、「留学当時のことを思い出し懐かしく感じた」というお言葉をいただきました。ファヒータがお客様の思い出に直結したのかなと、とても嬉しかったです。

今回のお料理に関しては「個人的に注文できますか?」というご質問を多くいただき、お客様も気に入ってくださったようです。
残念ながら今回のお料理は特別にお願いして作っていただいたものなので、ご注文をお受けすることはできないのですが、シェフのご厚意でレシピを公開できることになりました!
レシピはこの記事の一番最後にご紹介します!

トークが止まらない!グループ別交流会

今回のお食事会では、少人数で会話ができるZoomのブレイクアウトセッション機能を活用し、レオスメンバーとお客様でじっくりお話しする時間も設けました。
日頃セミナー等でお客様の前に出ている運用メンバーだけではなく、裏でレオスを支えるメンバーもお客様と交流し、充実した時間となりました。

ブレイクアウトセッションでは、予め「コロナが落ち着いたら行ってみたい国・地域は?」と「応援しているモノは?」などの共通の話題を準備していました。
しかしながら、お客様からレオスメンバーへの質問が多く寄せられ、3回のブレイクアウトセッションはすべて時間ギリギリまで盛り上がっていました。

私たちは日ごろからオンラインでセミナーを開催していますが、アナリストやファンドマネージャーへの質問は、チャットやコメントなどの文字ベースで承っています。実際に顔を合わせて直接話し、「ここでしか聞けない話」ができるというのは、とても満足度が高いように感じました。

実は私は、レオスに入社する前からひふみのファンでした。その頃を思い出し、アナリストやファンドマネージャーと直接お話しできる機会は新鮮に感じるだろうなと思いました。お客様にとっても価値のある時間になっていたら嬉しいです。

ひふみワールドの「今まで」と「これから」

運用をスタートして約1年半が経過し、今までの運用を振り返りつつ、今後のひふみワールドについて、ファンドマネージャーの湯浅、株式戦略部の八尾、高橋がお話ししました。

湯浅:
運用開始して数か月でコロナ禍になってしまいましたが、コロナを乗り切って、未来をどう描いて、そこにお客様からお預かりしている資金をどう投資していくのかは、我々の腕の見せ所であり、重要なところだと考えています。
運用成果は、皆さんが資金を託してくださっていること、我々運用本部が真摯に努力していること、投資先の経営者・従業員が製品やサービスを磨き上げたこと、そして消費者の方々が、それらを欲したというところの結果だと思います。これらに関係する世界中の方々に助けていただきました。
そう考えると結果的に皆が喜べる一つのサークル(輪)があって、そこに我々が参加させていただいて、皆様のお力を貸していただきながらこのような結果になっているのだろうなと思います。それをまず真摯に続けることが大切だと思っています。
これから僕らが描く未来を、皆様にポートフォリオやイベントを通じてお伝えしていければと思います。

八尾:
運用開始の時は、皆様から「全く経験のない海外株を運用して本当に大丈夫?」というご質問を多く頂きました。当然僕たちもトラックレコード(過去の実績)があるわけではないので、皆様にご心配をおかけしてしまった部分はあると思います。
運用開始していきなりコロナ禍になってしまいましたが、逆にある意味コロナがあったことによって、僕たちが以前からリサーチしていた良い銘柄をまさに「時間を味方につける」形で買えたということは良かった、ラッキーだったと思っています。
これからもグローバルでいろんな視点を忘れずに調査・活動していき、それをまた皆さんにお伝えするという「レオスエコサイクル」を回していけるようになりたいと思います。引き続き頑張って運用してまいります。

高橋:
過去1年我々は、ずっと在宅で海外についても取材をしていました。朝早くから夜遅くまで、昼寝を挟みつつ(笑)調査しております。
僕個人の取材件数は、東京にいる外国株を運用している人たちの中で最も多かったという自信があります。
ただ、Zoomや電話会議を続けてきたからこそ、直接取材の重要性を逆に認識しています。例えば、製造業関連の企業を訪問したら、実際にモノを触ってみるとか、わざわざ東京から来てくれたということでCEOに会えるとか、コロナ禍の電話会議ではなくなってしまっているというのが残念だなと思います。
目をキラキラさせて話してくれる中小企業の社長さんはアメリカにもたくさんいます。やはりそういうところに投資したいと思います。
コロナが落ち着いたら、実際の足で稼ぐ取材を再開していきたいなと思います。

3人が目をキラキラさせて未来について語っている様子が伝わってきて、運用メンバーが未来についてどんな風に考えているのかを知ることができて私もワクワクしました!藤野の言葉を借りるなら「希望最大化する人たち」が運用している投資信託をより多くの人に知ってもらえるよう頑張りたいという想いがより一層強まりました。

ひふみワールドはこれからもお客様と

今回参加してくださったお客様からも、
・「社員の方の顔が見えることで、『この人たちに託しているんだな』と思えることができてよかった」
・「レオスの方々となかなか話す機会がないなかで、身近に話せて大変良かった」
・「お食事会を開催する投信会社今までなかった。この破天荒さを、いつまでも無くさないでほしい。運用者の素顔が見えて最高です。」

という嬉しいお言葉を頂きました。

オンラインでもひふみの特長である「顔が見える運用」を感じていただくことができ、私自身も企画に携われて嬉しかったです。
このようなお言葉や、何年もひふみで投資していただいているお客様からの「今後もレオスで投資を続けていきます」というコメントを見ると、レオスとお客様が一緒に資産運用をしている様子が思い浮かびました。
それと同時に、そのような関係性の継続に貢献できるよう自分にできる仕事に全力で取り組もうと日ごろの業務へのモチベーションが高まりました!


今後も是非レオスのイベントへのご参加お待ちしております!

最後はお客様と一緒に「ひふみポーズ」で記念撮影!
参加してくださった皆様、ありがとうございました!

お食事会のレシピはこちら

アメリカレシピ
ヨーロッパレシピ
アジアレシピ


※当記事のコメントは、個人の見解であり、市場動向や個別銘柄の将来の結果をお約束するものではありません。ならびに、当社が運用する投資信託への組み入れ等をお約束するものではなく、また、金融商品等の売却・購入等の行為の推奨を目的とするものではありません。


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