【イベントレポート】ひふみの日@オンライン懇親会 「タネ」投資について 食べる・考える・育てる
2023年1月23日(月)に「ひふみの日@オンライン懇親会 『タネ』投資について 食べる・考える・育てる」と題して、レオスに口座をお持ちの方との懇親イベントをオンラインで開催いたしました。約70名のお客様とレオスメンバーが交流した当日の様子を、企画運営を担当した営業部の井波がお伝えいたします!
1月23日は1(ひ)、2(ふ)、3(み)、ということで「ひふみの日」!と銘打って、これまでも何度も、お客様とレオスメンバーとの懇親イベントを開催してまいりました。
過去の「ひふみの日」イベントレポートはこちらから
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ひふみの運用の特長の一つに「顔が見える運用」があります。ファンドマネージャー、アナリスト全員がWebサイトやSNS、セミナーなどで顔を出し、運用状況について良いときも悪いときも透明性を持って直接お伝えすることを大切にしています。運用状況だけではなく、日頃の調査活動、運用で何を考えているのか、どんな目線を持っているのか?などさまざまなことをお客様にお伝えしています。
「ひふみの日」のイベントはレオスメンバーとお客様が食事を共にしながらコミュニケーションすることを通じて自分の資産を運用している人ってどんな人なのか?、レオスはどんな雰囲気の会社なのか?を知っていただく機会として開催しています。
大切なご資金を託してくださるお客様の安心に繋げていただき、なによりもレオスメンバーを身近に感じていただきたいという想いがあります。
「タネ」にまつわるお料理を食べて、考えて、育てよう
今回のイベントのテーマである「タネ」には、2つの意味を込めました。
1つは種苗(しゅびょう)産業について知ろうという意味です。“種苗”というと急に難しく聞こえるかもしれませんが、私たちが日ごろ食べている野菜や穀物は、人が畑で種や苗から育てたもので、生活に密接に関わっている産業です。
ひふみを通じてお客様が投資したお金が、どのような会社を応援し、どうやって世の中を良くしているのかに思いを馳せていただくきっかけになればと思い、今回は身近な「タネ」をテーマにしました。
もう1つは「投資のタネ」という意味です。ひふみの企業調査は、企業の大小にかかわらず、出来るだけ現地に足を運んで企業を調査・発掘して投資する、という特長があります。
私たちが見つけた投資のタネが、大きく花開くことで社会全体がゆたかになり、また企業が成長すればひふみのお客様が投資したお金を増やしてお返しすることに繋がります。アナリストたちは日々、「投資のタネ」を探して活動しています。イベントの中では、そんな「投資のタネ」を見つけ出すお仕事をしているアナリストや、ファンドマネージャーの目線を体感して頂けるような企画を準備しました。
そして今回は、タネから育った野菜や穀物を使い、この日のためにシェフが特別に作ったオリジナル料理をお届けしました。
お料理のメニュー
- 前菜 鯖バルサミコ(トマト 石橋ごぼう)
- スープ ブロッコリーのポタージュ(国産ブロッコリーと新玉ねぎ)
- メイン バスケーズ(国産パプリカと栃木軍鶏)ハリッサ添え(国産ハバネロと青唐辛子)
- パン 全粒粉のコンプレ(栃木県産イワイノダイチ)
- デザート キャロットケーキ(国産人参とイワイノダイチ)
お届けしたお料理のスープにはブロッコリーを使っています。実は日本の企業である株式会社サカタのタネさんがブロッコリーの種の世界シェアの50~60%を占めています。
また、メインのバスケーズ ハリッサ添えには、たくさんのパプリカ、ハバネロ、青唐辛子を使用しています。これら「ペッパー」は世界各地で人気がある食材で、種苗メーカーはその土地ごとに好まれる味や育成環境にあわせてタネを開発し、売り上げを伸ばしているそうです。
“「タネ投資」の今“を知ろう!
種苗業界についてご紹介したのは、株式戦略部のシニア・ファンドマネージャー、韋 珊珊(ウェイ・シャンシャン)です。
世界的に人口が増加する中で食糧不足を解決する方法として、農作物の種子の品種改良に取り組み売り上げを伸ばしている種苗産業に注目したことや、種苗産業の過去、現在、未来について、ファンドマネージャーの目線で解説しました。
韋の解説パートの最後にはクイズ大会を開催しました。
タネの品種改良を経て、大きく姿かたちが変わった野菜や穀物が多くあります。そこで、作物の祖先の姿を見て、何の作物の祖先なのか?を当てるというクイズです。
お客様と社員がZoomの投票機能を使って、3つの選択肢から正解と思ったものに投票する形式で実施しました。
みなさんにも練習問題にチャレンジしていただきます。
正解は小麦でした!分かりましたか?
全部で5問のクイズの時間では、チャット欄で正解を予想したり、外れたことを悔しがったりと賑やかな時間となりました。
投資の「タネ」の見つけ方
アナリストが「投資のタネ」をどのように見つけているのかは、皆様から事前にいただいたご質問にお答えする形でお伝えしました。
「日ごろ感じる小さな(投資の)タネのお話を伺えると嬉しいです!」という質問には、株式戦略部シニア・アナリストの大城と、2022年新卒入社で同部アナリストの松本の2人から回答しました。
大城は、最近、神戸にある専門商社に取材で訪れた際に、社長さんとの会話の中で、ある「投資のタネ」を見つけたエピソードを披露しました。このようにアナリストが実際に足を運んで、直接お会いして取材をしたときの経験が、ひふみの投資のアイディアに繋がります。
松本は、コンビニやチェーンの飲食店の本社の近くの店舗に足を運ぶと、試作の商品が売られていたり、実験的な取り組みを垣間見ることができる、という話をしました。アナリストが日々、私たちが日常で目にするものからその企業の少し先の未来を予測したり、業界の近況をチェックしていることが、お客様にもお伝え出来たのではないかと思います。
レオス社員とお客様の交流!
「ひふみの日」のメインは、お客様とレオスメンバーの交流の時間です。
お客様5名~6名と、社員2~3名1グループで15分間を2回、Zoomのブレイクアウト機能を使っての交流会を開催しました!
1回目と2回目でレオスメンバーは別のグループに入ったので、お客様には合計4名以上のレオスメンバーと会話をしていただきました。
今日のイベントやお料理の感想、私たちとお客様とのコミュニケーションについて、最近の世界経済について、ひふみの運用について等、各部屋で自由に会話する中で、様々な質問やご意見をいただきました。
15分間は「あっという間だった」「もっと話したかった!」というお声をいただいて、充実したやり取りとなった様子がうかがえます。
当日参加したレオスメンバーはどんな感想を抱いたのでしょう。
営業部
堅田雄太
この度はひふみの日にご参加いただきありがとうございました。
スーパーの野菜売り場に何気なく並んでいるブロッコリーの約6割が「サカタのタネ」さんが開発した種から育ったものだったとは!?
正直に申し上げると、サカタのタネさんを知るまでは、ブロッコリーのことを真剣に考えたことなかったです。
今回のひふみの日を経て、スーパーの野菜売り場を見る目が変わった気がします。ブロッコリーを身近に感じるようになりました。
日々値動きする基準価額から目を離し、投資先企業の活動に目を向けてみると、少しだけ違った世界が見えてくる気がしています。
わたしたちは、投資信託を通じた将来の資産形成のみならず、投資を通じてお客様の人生に彩りを加えることができるようなイベントを今後も開催して参りますので、引き続きよろしくお願いします!
株式戦略部 シニア・ファンドマネージャー
韋 珊珊(ウェイ シャンシャン)
皆様、お忙しい中、「タネ投資」のプレゼンを興味深く聞いていただきまして、ありがとうございました。私たちレオスは日頃から、投資の成果を精一杯上げるよう努力するのはもちろん、投資の切り口や方法論をお伝えすることで、投資の魅力を多くのお客様にお届けできるよう努力してまいりました。今回も、どう種子銘柄の投資に辿り着いたかについて、簡潔に分かりやすくご紹介するように心がけ、準備をして臨みました。本番では、タネにまつわるクイズにお客様とレオスメンバーが一緒に参加し、楽しく盛り上げていただいたのも、非常にありがたかったです。ブレイクアウトセッションで、あるお客様から「今日のイベントのような、レオスメンバーとインタラクティブに交流できる機会をもっと設けてほしい!」という嬉しいご要望をいただいたので、これからもお客様に楽しんでいただける企画を部署横断で考えてまいります。ぜひ引き続き温かいご支援、よろしくお願い申し上げます。
2022年度新入社員 トレーディング部
伊藤翼
普段のトレーディング業務ではお客様と直接お話しをする機会がないため、この日をとても楽しみにしていました。特にブレイクアウトセッションでは、少人数のグループで食事を楽しみながら、真面目な投資の話から少し打ち解けた会話もできて、ひふみのお客様を知ることができる大変貴重な経験となりました。今回のひふみの日は「タネ投資」がテーマでしたが、私自身、まだ社会人1年目で「タネ」のようなものだと思っております。今後、綺麗な花を咲かせてお客様の資産形成に貢献できるよう、これからも「自己投資」を続けてまいります。
当日参加いただいたお客様からはアンケートを通して以下のようなお声をいただきました。
・楽しい機会をありがとうございました。時間をかけて準備いただけたこと、参加してスタッフのみなさんのコミュニケーションを見れたことで改めてひふみにしてよかったと思えます。
・よくよく考えれば当然なのですが、私たちが普段口にしている食糧の種子がグローバルなビジネスとなっていることに改めて関心をいたしました。丁寧に解説いただけてよかったです。
・皆さん笑顔で楽しく参加されているムードが何よりよかったです。質問に丁寧に回答くださっていたので、次回は私も事前質問をしようと思いました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
当日、多くの方が画面越しにお料理を味わいながら、こちらからの呼びかけにチャット欄で質問や感想を送って反応してくださるのを体験し、日頃の運用報告やオンラインセミナーとはまた違った雰囲気の中でお客様がレオスメンバーと交流してくださったのではないかと感じました。
オンライン開催だったため、送ったお料理を小さなお子様と一緒に食べながら参加する方や、投資経験がないご家族も一緒に参加してくださって、交流ができたのも印象的でした。
今回いただいたご意見・ご感想はしっかりと受け止め、今後もレオスメンバーとお客様が直接コミュニケーションする機会を設けてまいります。
まだご参加されたことのないお客様もぜひ次回のひふみの日にご参加いただき、直接お話しできることを楽しみにしております!
※当記事のコメント等は、掲載時点での個人の見解を示すものであり、市場動向や個別銘柄の将来の動きや結果を保証するものではありません。ならびに、当社が運用する投資信託への組み入れ等をお約束するものではなく、また、金融商品等の売却・購入等の行為の推奨を目的とするものではありません。