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ファンドマネージャーの特別講義も・・・ つみたてキャラバンレポートvol.29@鹿児島

1月29日(日)鹿児島県にて「つみたてキャラバン@鹿児島」を開催しました。
新幹線を降りると、一番に目に入るのが、鹿児島県の特産品の展示です。焼酎がずらりと並んでいて驚きました。

今回のレポートは、つみたてキャラバン@鹿児島、参加メンバー、営業部の深町です。
福岡を拠点として主に販売パートナー向けの営業を担当しています。またオンラインでのセミナーでスピーカーを務めるほか、YouTubeチャンネル「お金のまなびば!」にも出演しています。

【メンバー紹介】

佐々木靖人(ささき やすと) 株式戦略部
株式戦略部のシニア・ファンドマネージャーです。鹿児島には4年ぶりに訪れました。

小林維(こばやし ゆい)未来事業室 兼 営業部
新規事業開発と販売パートナー向け業務をしています。鹿児島のキャラバンでもスピーカーを務めました。

Behrada Rahimian(ベーラド ラヒミアン)
大分県別府市出身。国内外の機関投資家営業を中心に、先輩に同行し営業とは何たるかを学ぶ日々です。

遠方から佐々木に会いに

セミナーの数日前から10年に一度といわれた寒波が押し寄せ南国鹿児島も当日の予報は最低気温が0.8度と厳しい寒さとなりました。初めて見た方はたいてい驚くそうですが、鹿児島のシンボル桜島は冠雪していました。

そんな寒さのなか、今回の鹿児島会場にはひふみ投信の運用担当者である佐々木がスピーカーとして参加することを知ってわざわざ県外から参加してくださったお客様もいらっしゃいました。佐々木はもちろん大変感激していましたが、私たちも自ずとチカラが入ります。

一緒に投資を広めるためには?

セミナー前半は、小林がスピーカーを務めました。
ご参加の皆さんが投資経験が ある方ばかりであったこともあり、投資の本質やつみたて投資の魅力をお伝えすると大きく頷きながら聴いてくださいました。

お客様からは「私は投資を始めているのですが、まだ始めていない友人などにどんな形ですすめたらよいでしょうか?」との質問をいただきました。
一歩踏み出して行動することで将来に対する漠然とした不安を小さくできることや投資の本質=「投資は社会貢献である」ことからお話いただいてはどうでしょうか、とお伝えしました。
お客様は、「確かにいきなり『投資したほうがいい』と伝えるよりも、投資のよさから伝えたほうがいいですよね。やってみます!」と前向きにとらえてくださりました。
私たちは1人でも多くの方に投資の良さを知っていただくために私たちも日々努力していますが、お客様の中にも同じ想いをお持ちの方がいらっしゃることをとても嬉しく感じました。

後半は、佐々木がスピーカーを務めました。相場のことや運用にあたってどんな考え方をしているのかなど、お客様から幅広いご質問をいただき、佐々木はホワイトボードを使って、図などを書きながら熱く語り始めました。

いつの間にかお客様は席を立ち、ホワイトボードの周りに集まってこられ、これまでのつみたてキャラバンにはなかった特別講義のような時間となりました。

個人的には佐々木が金利とマーケットの関係を説明するのに用いた例えが印象的でした。

2022年は債券市場も株式市場も下落する特殊ともいえる年でした。その要因として金利の引き上げがあるのですが、「金利はお金の流れをコントロールする蛇口の役割を果たします。金利があがるということは、市場に出回るお金を減らすことなので、『蛇口を締めること』だと考えてください。急に蛇口を締めたことで、お金の流れに目詰まりがおきて債券市場・株式市場ともに下落したのが昨年でした。」と話していたのがとてもわかりやすいと思いました。

私も日頃お客様向けにセミナーでスピーカーを務めていますが、「金利があがるとどうなるのか?」という話についてお客様はあまりピンときていないのでは?と感じることもあります。佐々木の説明のようにお伝えするとわかりやすいな、と思ったので、今後参考にしてお客様に伝えたいと思いました。

きっとお客様も「来てよかった」と思っていただけるような佐々木の特別講義であったと思います。
久しぶりにお客様とのリアルな交流の機会を持つことができ、私たちも大変楽しく、あっという間の時間でした。

コロナ禍でリモートワークが定着し、社員同士もリアルで会う機会が減った現在、今回のような出張では一緒に食事をしたりすることも楽しみの一つです。
今回はそれぞれの移動の関係で残念ながら4人そろって食事する時間がとれなかったのが、少し心残りです。せめて今日の記念に、と鹿児島中央駅の前で撮った写真がこちらです。

お預かりしたお金と気持ちを大切に

鹿児島へは4年ぶりに訪問でした。鹿児島会場には遠方からご来訪した方もいらっしゃいました。「ひふみ」は販売パートナーさん、お客様など多くの人々との関わりを生んだファンドだと思っていますが、今回その「コミュニティファンド」の力を感じました。

人の温かさを感じられた鹿児島キャラバンでした。
またお会いできる日を心待ちにしております!

遠方からお越しのお客様もいらっしゃり、「ひふみ」に委ねられているお客様の思いを再認識する貴重な機会でした。質疑応答でも鋭い質問の数々で、私もハッとさせられる場面もございました。またセミナーでぜひ鹿児島県にお邪魔させていただきたいです。

鹿児島は、母方の実家があり、子供の頃から何度も来ていました。九州新幹線が開通してからは福岡から1時間半ほどで来られるようになりましたが、駅の周りなどすっかり様子が変わっていて驚きました。変わらないのは、桜島、西郷さんへの愛でしょうか。
近いうちにまたお邪魔したいです。ご参加くださったお客様ありがとうございました。


(レポート:営業部 深町)

>>>つみたてキャラバン特設ページで今後のスケジュールを順次ご案内しております。

※当記事のコメントは、個人の見解です。当社が運用する投資信託や金融商品等の売却・購入等の行為の推奨を目的とするものではありません。