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未来が楽しみになる!副社長と社長の娘が語った「子どもとお金」 前編

1歳の第一子を育てながら働く営業部の井波が、子どもにお金や投資について、何をどうやって伝えていきたいか、悩みながら考えていく体験談です。今回は副社長の湯浅と、会長兼社長の藤野の娘である藤野菜々歩さんが、親の立場と子の立場から、家庭でのお金の教育について、それぞれの実体験を聞かせてくれました。新米ママが悩みながらも気付いたことを共有することで、同じような境遇のママさん・パパさんたちが、子どもと一緒にお金について学ぶお手伝いができることを目指します。

この記事のポイント

  • うちの副社長って、子どもに「お金の教育」したのかな?
  • 藤野家のお小遣いは多国籍?
  • 親子それぞれの立場、両方から話を聞いてみよう
  • 新米なりの親心

<プロフィール>
井波 彩(いなみ あや)
東京都世田谷区出身。
大学卒業後、2013年からメガバンクで勤務した後、レオスやひふみの理念に共感し、2018年レオスへ転職。レオスでは投信計理を経験した後、営業本部に異動し、現在は営業部にてひふみシリーズの直接販売のお客様に向けたコンテンツ作りや、イベント運営を担当。趣味はテニスと読書。最近は子どもを連れて近所の児童公園を巡るのが楽しみ。

皆様こんにちは。営業部の井波です。今回は、レオスの新米ママ社員である私が、副社長の湯浅さんと、会長兼社長の藤野の娘である藤野菜々歩さんに、ご自身が家庭でお金について何をどう考え、伝えて/受け取ってきたのか、をテーマにそれぞれのエピソードを紹介しながら、家庭でのお金の教育について考えていきたいと思います。

うちの副社長って、子どもに「お金の教育」したのかな?

私は2020年11月に第一子の男の子を出産し、2021年5月から職場復帰しました。復帰後すぐに、自分と似たような境遇のママさん・パパさん向けに未成年口座「くるみ口座」を開設するまでの体験談を書く機会に恵まれました。また、ママさん・パパさんを対象にしたオンラインセミナーも開催しました。
小さな子どもを育てながら働くのは大変な面もありますが、自分が今まさに知りたいことをテーマに企画を立て、自分の率直な感覚を仕事に活かして働けていることを、大変ありがたく思っています。

昨年11月に公開した「未来が楽しみになる!子どもと一緒に考えるお金のこと」を読んでくださった方はありがとうございました!新米ママが、レオスの先輩ママ社員、パパ社員から話を聞いて、「お金の教育には各家庭のやり方で向き合えばいいんだ」と気付いて気が楽になったエピソードをご紹介していますので、あわせて読んでくださると嬉しいです。その記事を書いて以来、社内の他のメンバーからも、子育て中のお金の教育について話を聞いてみたいと思うようになりました。

ある日、湯浅さんと私たち営業チームで話をする機会があり、軽い気持ちで「湯浅さんはお子さんにお金の教育ってされましたか?」と、聞いてみました。

息子にお金の使い方や貯め方について、いちいち細かいことを教えたことはないよ。
でも、本当に大事なことは伝えてきたつもり。
彼は彼なりに僕の話を理解していると思うし、レオスで働く僕の背中を見て感じていることがあるみたい。


湯浅さんは息子さんが生まれたころにレオスを創業したので、息子さんの成長と会社の成長がリンクしているそうです。レオスのお客様にお伝えしてきたのと同じような話を息子さんにも伝えてきた、と話してくれました。
もうすぐ18歳になる息子さんは、湯浅さんからお金や投資、ゆたかさについて、教わってきたのでしょうね。ちょっと(というかかなり)息子さんがうらやましいです。

藤野家のお小遣いは多国籍?

また別の日に、菜々歩さんに、「お金や投資について、お家でなにか特別に教えてもらったことってある?」と聞いてみました。

色々ありますね……。
お小遣いをもらったら、それをドルに交換して、利益を出してお金を増やす、という体験をさせてもらったのは特に面白かったです。


小学生の頃に、お小遣いを外貨に交換して差益を稼ぐ……?!かなりインパクトの強いエピソードが出てきました!
菜々歩さんはこの経験を通じて、お金の価値は毎日変動するということを、身をもって体験したそうです。子どもの頃は1円でもお金が増えると嬉しいものですから、そうして生活の中で一生懸命取り組んだことが、お金や為替、投資への理解に繋がっているのかもしれない、と話してくれました。
小学生にお小遣いをあげるときに一工夫することで、色々な効果というか、学びがあるのだなと驚きました。

親子それぞれの立場、両方から話を聞いてみよう

金融業界でファンドマネージャーとして活躍し、一緒にレオスを起業した経営者の家庭でもある湯浅家と藤野家の子どもへのお金の教育がどういうものなのか、新米ママの私にとっては興味が尽きません。仕事の合間に雑談で聞くというよりも、もっとしっかりと機会を作って話を聞いてみたいと思いました。
子育て中のお客様にとっても何かヒントやきっかけになるのではと考え、2022年の1月にこの2人をお呼びして座談会を開催しました。
親子それぞれの視点で、家庭でのお金の教育についての考えや想いを聞かせてもらえることへの期待に胸は膨らみました。

新米なりの親心

私自身、お金や投資の話は、するのも聞くのも大好きです。

でも、子どもの頃からそうだったのかと振り返ると、そうではありませんでした。

私の実家では、お金の話は子どもにはさり気なく隠されていて、お金のことは大人がこっそりとなんとかしてくれるものでした。
実家を出て社会に出るとき「この先の長い人生、お金に困らずに生きて行けるのだろうか」と、強い恐怖を感じました。

私の場合はその恐怖心が高じて「いっそ“お金”を自分の仕事にして、お金と上手に付き合う方法を身に着けよう!!」という発想に至り、大学卒業後に銀行へ就職しました。そうやって大人になってから、投資やお金について積極的に学んでいるうちに少しずつお金への恐怖心が薄くなって、今ではお金との付き合い方にそこまで不安を感じることなく、むしろお金や投資への理解が深まることで明るく楽しく暮らしています。

できれば自分の子どもには、私のように必要に迫られてからお金について学び始めるというよりは、子どものうちからお金や投資にまつわる楽しい経験を積み、考えを深める機会を持たせてあげたい、と思うのは、新米ながら私の親心だと思います。

きっと、お客様の中にも私と同じように「自分の子どもには、子どものうちからお金や投資について楽しく学んでほしい」と、考える方が多くいらっしゃったのだと思います。
セミナー申し込み開始と同時に、たくさんのママさん、パパさんからお申し込みをいただきました。
また、申し込みと同時に受け付けた事前質問でも、他のセミナーで寄せられる質問とはちょっと雰囲気が異なる、密度の濃い質問をたくさんの方からお寄せいただき、一つ一つの質問を読みながら、このテーマへのお客様の熱い思いを感じました。

そろそろ長くなってきてしまいましたので、座談会で湯浅さんと菜々歩さんに実際に語ってもらったエピソードの紹介は後編でさせていただきます。

ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました。
子育てをしていると未経験のできごとの連続で、もちろん楽しいと感じることが多い一方で、焦る気持ちになることがあります。
しかし、こうして自分と同じような境遇のお客様と一緒に、お金や投資、子育ての悩みに向き合うことができると、困ったときには経験者の話も参考にしながら、明るい未来を楽しみにして自分なりにコツコツと生きていくのが大事なのかな、と肩の力を抜くことができると感じています。
このコラムを通じて、私と同じような境遇のママさん・パパさんが抱えるお金や子育てにまつわる悩みが減り、子どもがいる未来を楽しく考えるきっかけをお届けできたら嬉しく思います。
また後編でお会いできることを楽しみにしています。

【オンラインセミナー アーカイブ】レオス公式YouTubeチャンネルで限定公開中!
今回、この記事で取り上げた「親子とお金」座談会~副社長と社長の娘に新米ママが聞いてみた~の動画アーカイブは、ひふみで口座をお持ちの方には、無料で公開しています。
以下の2つの方法でぜひ視聴してください。

①ひふみWebサービスにログイン後、マイページにある「ひふみ保有者限定公開 動画アーカイブ」と書いてあるバナーから、YouTubeの限定公開リストにアクセスして視聴
②アーカイブ公開時にお送りしたメールにある限定公開用のURLから視聴
ぜひ楽しんでいただけると嬉しいです。

※当記事のコメント等は、掲載時点での個人の見解を示すものであり、市場動向や個別銘柄の将来の結果を保証するものではありません。ならびに、当社が運用する投資信託への組み入れ等をお約束するものではなく、また、金融商品等の売却・購入等の行為の推奨を目的とするものではありません。

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