投資信託で保有している株の優待はどうなる? つみたてキャラバンレポートvol.23 @奈良県
今回つみたてキャラバン@奈良をレポートするのは経営企画&広報・IR室の古市です。普段は経営に関わるサポート業務や会議運営を担当しております。
【メンバー紹介】
仲木 威雄(なかき たけお)総合企画本部
「チーフリスナー」として活動しています。尼崎生まれ堺育ちで大学ではバスケ三昧でした。東京在住20年となり柔らかい関西弁になりました。仲間と笑って未来を熱く語りながら飲むBEERは最高です。
野口 雅弘(のぐち まさひろ)営業部
東京の下町で生まれ育ちました。前職で信託銀行にて個人、法人の営業を経験した後にレオスに入社しました。出張先の地酒は必ずリサーチします。色々な世代の方とお酒を酌み交わしながら話すのが好きです
渡邊 富士子(わたなべふじこ)営業部
直販口座をお持ちいただくお客様へのセミナー、イベントの他、音声コンテンツなど様々な企画を担当しています。
今回のつみたてキャラバンは古の都、奈良県での開催です。会場は奈良県文化会館、歴史ある石造りの建物です。当日はとても天気が良く、偶然にも奈良マラソンが開催されていることもあり、会場付近にはランナーが溢れていました。
セミナー開始は午前10時半と普段より早い時間に開催となりましたが、お申込いただいたお客様のほとんどがご来場くださいました。
ホワイトボードを駆使して熱弁
当日のスピーカーはチーフリスナーの仲木が務めました。資料とホワイトボードを駆使し、対話形式で つみたて投資の本質、意義についてお話しました。
政府により「資産所得倍増プラン」が推進される中、どのような観点で投資信託を選べば良いのか分からないというご質問をいただきました。その質問には、商品を選ぶ際に参考となる「5P」を軸に仲木から説明をしました。
<投資信託を選ぶうえで大切な「5P」>
・哲学-philosophy:想いが大切です。各商品が何を考えて投資をしているのか?
・人-people:どのような人達が運用しているのか?
・プロセス-process:どのようなプロセスで運用しているのか?
・ポートフォリオ- portfolio:どんな銘柄で構成されているのか?
・パフォーマンス-performance:成績は出ているのか?
お客様は仲木の説明を聞きながら「なるほど」という表情を浮かべ、セミナー資料にメモを書きこんでいました。
>>>「5P」については兵庫県のつみたてキャラバンレポートにて紹介をしているため、こちらからご確認ください。
投資先からもらう株主優待ってどうなるの?
続いてセミナーに参加されたお客様から「投資信託が投資をした企業からの株主優待は誰が受け取るのか?また、受け取ったらどうしているのか?」という面白い質問をいただきました。
この質問には仲木から以下のようにお答えしました。
「「株主優待は誰が受け取るのか?」ですが、受託会社である信託銀行が受け取ります。受託会社は、お客様からお預かりした資産をもとに、レオスのような委託会社の運用指図にしたがって株式や債券などの売買を行ないます。お客様からお預かりした信託財産 は信託銀行が保管・管理を行なっており、投資信託で購入した株式の名義人は信託銀行となっているため、株主優待を受け取る権利は名義人である信託銀行にあります。
受け取った株主優待は換金できるものは可能な限り換金をし、信託財産にいれます 。株主優待を受け取る権利は信託銀行にありますが、信託財産は投資家から集めたお金であるため、信託銀行の資産ではなく投資家の資産に反映されています。」
>>投資信託の運営の仕組みはこちらで詳しく解説しています【基礎からわかる投資信託#3】
その他にも、ひふみでは海外の企業調査はどのようにしているのか、つみたてNISAと一般NISAの違い、長期金利の見通しなどマーケットに関するご質問など多くの質問をいただき、活気あるセミナーとなりました。
それぞれから見えた奈良
(レポート:経営企画&広報・IR室 古市)
>>>つみたてキャラバン特設ページで今後のスケジュールを順次ご案内しております。
※当記事のコメントは、個人の見解です。当社が運用する投資信託や金融商品等の売却・購入等の行為の推奨を目的とするものではありません。