私たちはこれまで、当社に口座をお持ちのお客様と何度も懇親会を開催してきました。2020年以降はコロナ禍に突入したため、オンラインでの交流で接点を築いておりました。

過去のオンライン懇親会「ひふみの日」イベントレポートはこちらから
＞＞＞【イベントレポート】ひふみの日　食の未来を体験しよう！@オンライン懇親会
＞＞＞【イベントレポート】ひふみの日　東西お料理対決＠オンライン懇親会
＞＞＞【イベントレポート】ひふみの日＠オンライン懇親会　「タネ」投資について　食べる・考える・育てる

そして2023年6月に、約3年ぶりにお客様と社員が実際に対面して語り合う形式の懇親会を、大阪・梅田にて実施することが出来ました。このタイミングで懇親会を「小宴（こうたげ）」と名付けた想いや、現地の様子はイベントレポートでご紹介しています。
＞＞＞【イベントレポート】集まろう！話そう！ひふみの小宴＠大阪

今年度は、月次運用報告会「ひふみアカデミー」や各地域の魅力や「ゆたかさ」をお客様と考える「ゆたかさキャラバン」など、札幌、大阪、福岡…といった大都市を中心に、各地でイベントを開催してまいりました。今回は、ご訪問できていなかった中国地方にお邪魔しようと考えて、広島で開催することにしました。

広島で開催するとなったときに、まず考えたのは、当日の運営スタッフを誰にお願いするか？ということでした。
レオスの社員は、オフィスがある東京に限らず、日本全国の好きな場所に住んでいます。それを可能にしているのが、リモートワークができる仕事環境です。例えば、広島にはひふみ営業部の谷川が、そして福岡には深町が住んでいます。そこで、普段から地元で暮らしていて、広島のお客様にとってより身近な存在になるであろうこの二人に、当日の運営のお手伝いを依頼しよう！と決めました。

次に考えたのは会場をどこにするか？ということでした。レストランやレンタルスペースを含めて色々な場所を検討しましたが、結果的にJR広島駅前の広島JPビルディングにあるレストラン「LIBERA TERRACE」さんにご協力いただくことにしました。
「LIBERA TERRACE」さんが入居しているGRAND GATE HIROSHIMA（グランゲート広島）という名前のレストランエリアは、2023年9月末に開業したばかりの広島の新スポットなので、きっと地元のお客様も初めて訪れる方が多く、わくわくしながらお越しいただけるのではと考えました。

当日の広島は、明け方に少し雨が降ったあとにすっきりと晴れて、気持ちのいい天気でした。
受付開始の11:30頃から、続々とお客様がご来場され、運用メンバーの藤野、湯浅、福室、大城と運営スタッフでお迎えしました。
「今日はありがとうございます」とお声掛けしていると、お客様も笑顔で挨拶してくださいました。開会間際になると、ご来場予定だったお客様がほぼ全員そろっている状態で、席がぎゅうぎゅうでした！この日は当日のご欠席が少なく、とても嬉しい反面ちょっと慌ててしまいました。いつもは人数の余裕を予想してお席を準備するのですが、私の見込みが少し甘かったと反省しながら大きなテーブルに椅子を追加したり、お客様の荷物を寄せていただいて空間を確保しました。

レオスのメンバーは、会長兼社長で最高投資責任者（※）の藤野、副社長の湯浅、債券戦略部長の福室、株式戦略部ファンドマネージャーの大城、レオス営業部副部長の野口が参加しました。（※肩書はイベント開催時点のものです）。

お客様には4つのテーブルに分かれて着席いただき、各テーブルに1人、レオスの運用メンバーが参加しました。約2時間の会の中でレオスメンバーが交代で席替えをし、お客様と食事をしながら、質問にお答えし、投資や運用、経済にまつわる話題を中心に歓談しました。広島や岡山、山口からのお客様が多い一方で、島根県や鳥取県から来てくださった方もいらっしゃいました。なんと「東京から旅行がてら来ました！」と軽やかにスーツケースを転がしながらやってきた大学生の女性もいらっしゃいました。

藤野はよく、「エネルギーを投じて、未来からお返しをいただくことが投資」という話をします。そうした意味で、お客様一人ひとりが時間やお金をかけて予定を調整してこのイベントに来てくださったという行為自体が、私たちへの“投資”なのではないかと感じました。ひふみシリーズを通じて大切な資金を投資していただいているだけでなく、私たちはお客様から様々なエネルギーを受け取り、“投資“をしていただいていることを改めて考えるきっかけになりました。

お客様は運用メンバーが投資先企業へどのように取材しているのか、組み入れ銘柄の決め方、最近の取材で特に注目していること、日本、そして世界の先行き、といったことに興味がある方が多く、そういった質問をきっかけに熱い議論や、楽しい会話が広がっている様子でした。

歓談の合間には会場全体でQ&Aコーナーも開催し、運用メンバーがお客様からの質問にお答えしました。

「小学生以下の子どもが3人います。これからの時代に求められる人間の力について、藤野さんのお考えを教えてください。」というご質問には、藤野と湯浅がお答えしました。
藤野と湯浅が自分の子どもに伝えてきたことについて知りたい方は、こちらの記事をお読みください。
＞＞＞未来が楽しみになる！副社長と社長の娘が語った「子どもとお金」 前編

ある参加者の方が「レオス社員のみなさんにお尋ねしますが、働きやすい会社ですか？」と質問をしてくださいました。
そこで谷川が「実は、私は2022年、広島県の尾道市に家族で移住しました。今日も尾道から参加しています。普段の業務はほぼリモートワークで、たまに新幹線で上京して出勤することもありますが、全く問題なく働けています。社員の希望を叶えてくれて、働きやすくていい会社だと思います。」とお答えすると、「え！広島に住んでいるレオス社員がいるの！？」と、会場がどよめいていました。本社が東京なので、意外ですよね。その後の歓談の時間には「谷川さん、待ってたよ！こっちで話そう」とお客様が誘ってくださって、広島トークに花が咲いていました。

司会進行役の深町も「実は私も、福岡県在住です。今朝、新幹線で福岡から参りました。今日のようなイベントの時や、YouTubeの収録があると、イベント会場や東京のオフィスに立ち寄ります。基本的にはオンラインミーティングで他の社員とコミュニケーションを取っていますがとても便利で快適に働いています。」とお答えしました。

こうした私たち社員の働き方についても直接お話しすることができました。

最後にお客様とレオスメンバーでこの日の記念写真を撮り、お開きとなりました。